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2020.05.09
『ガラスの仮面』の作中劇をオペラにした《紅天女》の舞台映像を無料配信!
山田治生 音楽評論家
1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...
日本オペラ協会は、美内すずえの漫画『ガラスの仮面』の作中劇をオペラ化した《紅天女》の舞台を無料配信している(5月14日まで)。
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今年1月に世界初演されたばかりの新作オペラ。美内すずえ自身が、原作、脚本、監修を務め、作曲を寺嶋民哉が担った。
小林沙羅組と笠松はる組のダブル・キャストが組まれたが、今回の配信では、笠松はるが阿古夜と紅天女の2役を演じた1月14日の舞台が取り上げられている。戦乱の南北朝時代、紅天女の依り代である阿古夜と、天女像を彫ろうとする仏師・一真の愛の物語。
笠松はるは、東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、劇団四季のミュージカルで人気を博し、現在は、歌手・女優として多方面に活躍している。本作では、豊かな演技力とともに、美しくスケールの大きな歌唱を披露。一真の海道弘昭は、瑞々しい歌声だ。
美内の脚本は、原作の漫画の台詞も使われいて、選ばれた言葉がよく届く。戦争や環境問題など、現代的視点も含んでいる。
寺嶋民哉のミュージカルのような美しい旋律も魅力的。御笛の横澤和也、二十五絃箏の中井智弥が彩りを添える。園田隆一郎の指揮も特筆されよう。演奏は東京フィル。
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