
「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2026」90公演の有料プログラム発表!


東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
ゴールデンウィークの東京の風物詩であるクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2026」が、2026年5月3日(日・祝)〜5日(火・祝)に開催される。2月18日、東京国際フォーラムにて記者会見が行なわれ、2026年の有料プログラム90公演が発表された。

Ⓒ LFJ2026
メイン会場は、東京国際フォーラムをはじめ大手町・丸の内・有楽町を起点に、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷まで広がり、有料90公演に加えて無料公演も予定されている。
今年のテーマは「LES FLEUVES(レ・フルーヴ)―大河」。
古(いにしえ)から流域の文化や音楽の発展において中心的な存在であり、作曲家や作品にも多大な影響を与えてきた“川”に焦点を当て、欧州からロシア、アメリカ、インド、さらにはアフリカまでを周遊する。ドナウ、モルダウ、ロワール、ライン、ヴォルガ、ユーフラテス、ヨルダン、ミシシッピ、アマゾンといった川の名が示す土地の記憶をたどりながら、音楽がどのように育まれてきたのかを体感できる「音の世界旅行」として構成されている。
【ホールA】
・大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、千葉交響楽団が初登場。
・家族でLFJを楽しめる「キッズのためのオーケストラ・コンサート」、「0歳からのコンサート」が3日間開催。
・大阪フィル(ケンショウ・ワタナベ指揮)公演の目玉は、モーツァルトの2つの協奏曲。辻彩奈と安達真理が「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」、そしてアンヌ・ケフェレックとガスパール・ドゥエンヌが「2台のピアノのための協奏曲」で親子共演!
・フランス出身のヴァイオリンの名手オリヴィエ・シャルリエとパリ生まれのピアノの新星アリエル・ベックが、シューマンの2つの名曲を演奏。
・中川英二郎、エリック・ミヤシロ、本田雅人によるSUPER BRASS STARS、ジャズピアニスト壷阪健登による一夜限りのセッションが実現。
・角田鋼亮 × 仙台フィル。共演は、2025年ロン=ティボー国際音楽コンクール覇者、ピアノのキム・セヒョン。
・横山奏 × 横浜シンフォニエッタは、生誕90周年のアザラシヴィリ「チェロ協奏曲」を新倉瞳、ショパン「ピアノ協奏曲第2番」をアブデル・ラーマン・エル=バシャが独奏を務める。
・本名徹次 × 新日本フィルハーモニー交響楽団は、2025年にN響デビューし話題となった16歳のソフィア・リュウ(チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」)とルーカス・ゲニューシャス(ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」)と共演。
・三ツ橋敬子 × 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、2021年ジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門日本人初優勝の上野通明(LFJ初登場)をソリストに迎える。
・リオ・クオクマン × 東京フィルハーモニー交響楽団は、グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」で小林愛実を迎える北欧プログラム。
【ホールC】
・山根一仁と福間洸太朗によるベートーヴェン“2つの名協奏曲”は、ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番、協奏曲第5番「皇帝」を聴く。
・アブデル・ラーマン・エル=バシャ、アンヌ・ケフェレック、福間洸太朗らによる、「川」をテーマにしたピアノ・リサイタル。
・伊藤恵、北村朋幹の師弟タッグによる2台ピアノで奏でるドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ストラヴィンスキー「春の祭典」。
・神尾真由子、フランソワ=フレデリック・ギィらが「大公」を披露するベートーヴェン室内楽プログラム。
・辻彩奈、横坂源、伊藤恵による、シューマン「ピアノ三重奏曲第1番」とメンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第1番」。
・オリヴィエ・シャルリエ、田原綾子、上野通明、水野斗希、レミ・ジュニエが「ます」を披露するシューベルト室内楽プログラム。
・フランソワ=フレデリック・ギィが、横浜シンフォニエッタと「ピアノ協奏曲第1番」、「同第2番」を弾き振り。
・フランス古楽界の俊才フランソワ・ラザレヴィチ率いる古楽器アンサンブル、ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンが初来日。「ヴィヴァルディ:四季の息吹」「テレマンとポーランド」「美しく青きドナウの川岸で」と題された3プログラムを披露する。
【その他の注目公演】
・セバスティアン・ブヴェイロン率いるアンサンブル・マニェティスが日本初上陸。カルダーラ・プログラム、ヴィヴァルディのアリア選、シューマンとワーグナーの愛にまつわるプログラムなど、3つの趣向を凝らした公演が用意されている。
・映画評論家・ピアニストのジャン=バティスト・ドゥルセが、室内楽公演、ソロリサイタル、映画からのインスピレーションによる即興公演を行なう。
・トリオ・オウオン(オリヴィエ・シャルリエ、エマニュエル・シュトロッセ、ヤン・ソンウォン)、エルミール弦楽四重奏団、プソフォス弦楽四重奏団をはじめとする話題の室内楽グループが来日する。
【LFJ 初出演アーティスト】
ガスパール・ドゥエンヌ(ピアノ)
キム・セヒョン(ピアノ)
河野百花(ピアノ)
ソフィア・リュウ(ピアノ)
上野通明(チェロ)
齊藤健太、金野龍篤、関谷鳳翔、井原慧士(サクソフォン)
神田 将(エレクトーン)
エミリー・ローズ・ブリ(ソプラノ)
クララ・シュミット(メゾ・ソプラノ)
新倉瞳 with 東京チェロアンサンブル(室内楽) 他
有料公演の“はしご”に加え、無料公演や講演会、ワークショップ、街なかのエリアコンサートもLFJの醍醐味。2025年に初開催された体験型の目玉「LFJ ストリングス EXPO 2026」では、弦楽器の展示や試奏、ステージでの演奏も組まれている。
コラボ企画としては、「ラ・フォル・ジュルネ × COTTON CLUB」、PAPASとの40周年タイアップ、「第2回東京ストリートピアノフェスティバル」、「SusHi Tech Tokyo 2026」などが予定されている。
初開催の2005年以来、延べ923万3千人を動員し魅了してきた世界最大級の音楽フェスティバル。今年も、一日を通してオフィス街を音楽が彩る。

2026年5月3日(日・祝)、5月4日(月・祝)、5月5日(火・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷
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