ピアニスト/美術家の向井山朋子が発案・継続するアートな2日間「SUPER T マーケット」
2013年からピアニスト/美術家の向井山朋子がオランダで発案・継続している、アゴラ(人が集まる場)を出現させるプロジェクト 「SUPER T マーケット」。
今回、初めての日本版が2021年11月5日(金)、6日(土)の2日間、東京・表参道 スパイラルホールを舞台に、日本国内外に向けて発信される。
日本版のスペシャルゲストは、日本の文化従事者・芸術文化機関をつなぐネットワーク団体Culture All Nippon(CAN)と、文化庁文化観光リサーチチーム。
向井山朋子によるキュレーションのもと、ホールでのコンサートはもちろん、 オランダの新鋭アーティストたちによる作品展示即売(マーケット)、 ロビーでは各界フロントランナーのゲストたちがアート、文化政策、システム、 未来を語るトークセッションなど、この「場」に足を運ぶからこそ立ち会える、パフォーマティブなアート・イベントになるという。
「SUPER T マーケット」では、会場となるスパイラルホールのどこかで常に何かが起こっています。 イベントホールのドアの中では向井山朋子ピアノ・ソロコンサートと、若手音楽家による 弦楽四重奏のコンサート、ホール外側のロビーではオランダから輸送されてきた現代アート作品のインスタレーション、 建築家の伊東豊雄氏や映画監督の河瀨直美氏をはじめ、各界フロントランナーのゲストたちによるトークセッションやネットワーキングが繰り広げられます。
目指すは、文化政策という一般市民にアピールしがたい、しかし日本の将来にわたる大事な課題を、みんなで語る、そんなエキサイティングな現場の目撃者、当事者になれる”装置”を作り出すこと。ホールでのパフォーマンスを観に来た人が、次はロビーでトークセッションを聞いていく。そのうち質問したくなってその場でゲストとの対話が始まる、 ビジター同士が新たにつながる…
「SUPER T マーケット」はホールとロビー、2つのスペースを行き来するアゴラをプロデュースします。
2013年オランダ・アムステルダムで行なわれた SUPER T-market のアーカイブ映像
日時: 2021年11月5日(金)、6日(土)
会場: スパイラルホール(スパイラル3F) 東京都港区南青山5-6-23
チケット発売日: 10月20日(水) 10:00
チケット料金: 1日券 8,000円(学生 2,000円)
チケット購入方法等の詳細は、公式サイトにて後日発表。残席がある場合に限り、プログラムごとの単券を開催日の数日前から発売。
公式サイトはこちらから
向井山朋子ピアノ・ソロコンサート 若手音楽家による弦楽四重奏
ゲストスピーカー(50音順・順次追加予定): アンドレア・ポンピリオ(TV/ラジオプレゼンター)、伊東豊雄(建築家)、上野遼平(映画プロ デューサー/監督)、梅澤高明(KEARNEY日本法人会長/ CIC Japan会長)、河瀨直美(映画監督/ CAN)、齋藤貴弘(弁護士)、杉山央(森ビル 新領域企画部)、坪井ひろ子(ユネスコ文化的表現の 多様性の保護及び促進に関する条約エキスパートファシリティ・メンバー/CAN)、中野信子(脳科学 者)、林信行(コラムニスト)、山本憲資(Sumally Founder&CEO)、若林朋子(プロジェクト・ コーディネーター/立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授)ほか
「システムを作る先駆的女性たち」「伊東豊雄さんへの10の質問 〜国家ブランドとしてのアートは可能か?」「文化政策ネットワーク」「緩やかにつながる」ほか
参加アーティスト: Noa Jansma(マルチメディアデザイナー)、Simo Tse(アーティスト)、Ting Gong(ファッショ ンデザイナー/アーティスト)、Koos Buster(セラミックインフルエンサー)、Manuel Pellegrini (デザイナー)
日本を代表する建築家・伊東豊雄氏に文化、アート、クリエーションそして日本に関わる質問を一般の方から募集。伊東氏ご自身に10の質問をお選びいただき、11月5日(金)会場にてCANメンバーの向井山朋子氏と河瀨直美氏を聞き手に、質問への回答を話す。
公募期間: 10月18日〜31日
公募方法: 「SUPER T マーケット」公式サイト上にて
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