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2021.02.05

モーツァルトの名作オペラ《フィガロの結婚》が2月7日(日)新国立劇場で開幕

新国立劇場「フィガロの結婚」2017年公演より 撮影:寺司正彦

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新国立劇場オペラパレスでは、2021年2月7日(日)から、モーツァルトのオペラ《フィガロの結婚》を上演をする。

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18世紀フランスの劇作家カロン・ド・ボーマルシェの戯曲が原作。伯爵の召使いフィガロと、伯爵夫人の小間使いスザンナの結婚をめぐる、一日の騒動(原作の正式名称は『狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚』)を描く。辛辣な貴族批判に満ちた原作を、「恋とはどんなものかしら」「もう飛ぶまいぞこの蝶々」「愛の神よ」など、数々の名曲でオペラ化したモーツァルトの代表作のひとつだ。

モノトーンの舞台が印象的なアンドレア・ホモキによる演出は、新国立劇場の看板演目。指揮には沼尻竜典を迎える。

アルマヴィーヴァ伯爵には、欧米の著名劇場に登場しては「完璧なベルカント」と評されるプリアンテ(バリトン)。フィガロには《トスカ》スカルピア役で来日中のバリトン、ダリオ・ソラーリが急遽キャスティング。ズボン役(女性が男性を演じる)ケルビーノには、19年に新国立劇場デビュー、20年にはロッシーニ《セビリアの理髪師》のロジーナを演じ客席を沸かせた脇園彩が登場する。

笑いの中に切なさが過ぎる、モーツァルトの極上コメディを堪能してみては。

公演情報
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト《フィガロの結婚》
日程: 2021年2月7日(日)~14日(日)
会場: 新国立劇場 オペラパレス
予定上演時間: 約3時間15分(休憩含む)
 
スタッフ:
指揮: 沼尻竜典
演出: アンドレアス・ホモキ
(新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じた新時代の生活様式に基づき、演出の一部を変更して上演)
美術: フランク・フィリップ・シュレスマン
衣裳: メヒトヒルト・ザイペル
照明: フランク・エヴァン
 
キャスト
アルマヴィーヴァ伯爵: ヴィート・プリアンテ
伯爵夫人: 大隅智佳子
フィガロ: ダリオ・ソラーリ
スザンナ: 臼木あい
ケルビーノ: 脇園 彩
 
合唱: 新国立劇場合唱団
管弦楽: 東京交響楽団

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