ミュージカル『のだめカンタービレ』のだめ役・上野樹里さん、千秋役・三浦宏規さんが記者会見に登場!
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
原作の漫画、そしてドラマ・映画と広く愛されてきた『のだめカンタービレ』が、ミュージカルになり、2023年10月にシアタークリエで上演されます。20日にはキャストが発表され、お披露目の記者会見にのだめ役の上野樹里さん、千秋先輩役の三浦宏規さんが登壇しました。
上野さんは、今回のミュージカル初挑戦について、上野さんのラジオ番組「Juri’s Favorite Note」第1回ゲストとして原作者の二ノ宮知子さんと話した際に舞台化のことを知り、「私興味あるんですけど……」と話したことがきっかけだったと明かしました。
2022年に連載20周年を記念して開催された「のだめカンタービレ展」では、絵を見ながらそのシーンに使われていた曲を聴くと、「今ものだめが音楽とともに蘇ってくる、生き続けていると感じた」そうで、「『のだめ』がミュージカルになるのは想像ができなかったけれど、音楽と合わせて演技したらどうなるか、歌もお芝居の延長線上で、のだめがカンタービレしたらどうなるんだろう……と考えたらおもしろいなと思って、挑戦してみようと思いました」と話しました。
三浦さんは千秋役が決まったときには「まさか!」と思ったそう。もともと大好きな作品だったそうで、「まずミュージカルになるのが驚きだし、まさか大好きな作品の千秋先輩になるなんて思ってもみなかったから、本当に嬉しいです! 大役なので、皆さんの期待を裏切らないで千秋先輩の役を務められるよう精一杯がんばりたいですし、楽しみです」と意気込みを語りました。
また、原作者の二ノ宮知子さんからのコメントも紹介されました。
私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。
そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです!
皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!
二ノ宮知子
このコメントを受けて上野さんは、「二次元の世界である漫画とはまた違うのだめの表現があって、私の『ぎゃぼ』の言い方あれでよかったのかな? とか思うんですけど、でもそうなっちゃうからしょうがない(笑)。今回も三浦くんと共演して、自然に醸し出されるのだめを演じられたらと思います」と笑顔がこぼれ、三浦さんも「自由に楽しくという言葉がすごく嬉しくて、のだめという作品がまた舞台でどんな景色になるのか、いろいろ模索しながら皆さんと一緒に作り上げていけたらなと思います。二ノ宮先生に舞台版も成功したと思ってもらえるよう精一杯頑張ります」と抱負を述べました。
最後に、二人はファンへのメッセージとして、次のように締めくくりました。
上野「のだめは感情表現がすごく豊かな役なので、みなさんが劇場に来てくださって、いろんな感情をのだめとともに楽しんでいただけたらと思います。笑ったり、悔しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、幸せな気持ちになったり。皆さんの笑顔を感じられるような舞台にしたいです」
三浦「とにかくワクワクしています。親がピアノの先生なので、マエストロになるということで、まずはピアノ合宿をしに実家に帰ろうかなと思います。大好きな作品なので、その作品の名を汚さないようにしっかりと務めたいと思います。素敵な作品を皆様にお届けできればと思いますので、よろしくお願いいたします」
今秋の『のだめカンタービレ』上演が待ち遠しくなりますね!
ONTOMO独占! 上野樹里さん、三浦宏規さん、音楽監修・茂木大輔さんの対談は4月中旬公開予定!
2023年10月シアタークリエにて上演
のだめ役:上野樹里
千秋真一役:三浦宏規
原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社「Kiss」連載)
演出:上田一豪
クラシック音楽監修:茂木大輔
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