インタビュー
フルート奏者で龍角散社長の藤井隆太が語る演奏家の「健康経営」
もっとも権威あるフルートコンクールのひとつ、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクールで2008年に第1位を受賞以来、演奏家として、教育者としてトップを走り続けている上野星矢が、ユニークな催しを行なっている。
「第一回オンラインフルートオーディション」は、小学生から大人までを対象に、5つの部門で開催される。課題曲などは設けられておらず、自分の好きな曲でエントリーできる。昨今の状況にあわせて、応募から審査まではすべてオンラインで行なわれる。募集要項を見れば、かなり気軽にエントリーできることがわかる。
コンクールではなく、「オーディション」というだけあって、賞品には豪華な審査員の面々との「共演」が並ぶ。クラシックだけではなく、ポップスや現代音楽でのエントリーも、舞台に立つチャンスに繋がるようだ。
指揮者の川瀬賢太郎が与える特別賞は、アメリカの作曲家ジョン・コリリアーノの名作「ハーメルンの笛吹き」幻想曲での(曲内でフルートを吹く)子役として出演と、なんとも粋だ。子どもたちにも奮って参加して欲しい。
上野は自身のSNSのなかで以下のようにメッセージを掲載した。
新しい道新しい行動新しいステージフルートを吹く為、夢を見るそして夢を見る為、フルートを吹く音楽や芸術は、人々の日常に寄り添う必要不可欠な栄養です。その栄養が今、全世界から失われようとしています。このオンラインフルートオーディションの開催が、1人でも多くのフルートを愛する方々の、日々のモチベーションに繋がる事を願って止みません。
オンラインでのさまざまな音楽活動が模索される中、これもまたひとつの未来だろう。
申し込み完了後、動画の送信方法・期日が案内される。
第1次予選、第2次予選は違う曲目で参加。
最終選考は第1次予選、第2次予選にて演奏した曲でも可能。
無伴奏指定以外の伴奏のある楽曲については、伴奏無しでの演奏も可能。
撮影機材についてはスマートフォンでも可能。指定はなく、任意の撮影方法で応募。
動画の冒頭、または別撮りで自己紹介と意気込みを撮影・送付。
















