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2019.03.16
音楽・映画連動講座 第1回「ボヘミアン・ラプソディ Part 1」

音楽ホールで学ぶQUEEN——大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」を100倍楽しもう!

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のスマッシュ・ヒットにより、古くからのファンはもちろん、リアルタイムで知らない層の支持も集めているロックバンド・QUEEN。そんなQUEENをもっと良く知り、音楽と映画を深く楽しむための「音楽・映画連動講座」が開催される。

QUEENを熟知した講師陣による解説と、そのゴージャスなサウンドを音楽ホールのリッチな音響で楽しめる企画は音楽ファンならずとも大注目だ。

大谷隆夫
大谷隆夫 音楽之友社 編集部担当常務取締役

東京生まれの東京育ち。田舎に憧れ、自給自足を夢見るオジサン(多分無理)。中近東の転勤を命ぜられ広告会社を退社し、現在の出版社に就く。FM誌の編集を経験した後休刊と同時...

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1973年にデビューし、数々のヒット曲で伝説を残したロックバンド QUEENのある時期を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』がアカデミー賞4部門を受賞する全世界的にヒットとなり、改めてQUEENの存在がクローズアップされている。QUEENたるものは一体どんなバンド? その本質を知る上でぜひ行ないたい企画があった。

タワーレコードの発案もあり、「音楽を題材とした映画」の音楽に焦点を当てて解説する講座を、敢えて誌上やWebではなく当社、音楽の友ホールで4回(4月~7月の月1回)に分けてやってみようというものだ。

音楽の友ホール

仕掛け人のひとりであり、タワーレコードの手掛ける教育事業「タワー・アカデミー」の担当、瀬尾氏曰く「映画と音楽との連動講座を企画したのは、そこで聴く音楽をもっと理解することで、その映画をもっと楽しく観ることができるようになり、そしてその音楽をきっともっと聴きたくなると思ったから」と語る。

タワーレコードが主催する、5G時代(4G、LTEに続く現在規格化が進行中の次世代無線通信システム)の音楽エンタメ×ICTを担うEnterTech人材を育成する教育事業。

いつの時代も変わらない音楽映画の楽しみを音楽ホールで体感!

映画館で映画のエンドロールに目を走らせ、使われている楽曲を再確認する、買ったサントラ盤を聴きながら、その音楽が使われていたシーンを思い出して、もう一度その映画を楽しむ。時代が変わり、映画の観方、音楽の聴き方がどんなに多様化されていっても、そんな映画と音楽の楽しみ方は変わらないだろう。

5Gの時代となっても、映画製作者が映像に音楽に想いを込めることは変わらない。映画や音楽はその時代を映し出す鏡のようなものだ。この講座を受け、そんな時代の息吹や映像や音楽に込められた想いを知って(学んで)もらいたい。

もし、この映画でQUEENに出会ったのであれば、彼らの音楽の素晴らしさをもっと知ってほしい。この映画の前からQUEENを好きでいる人たちにも、もっとその魅力を感じてほしい。

ここに迎える解説者の方々は、最高の水先案内人たち。音楽の友ホールという音楽を楽しむための最高の環境で、皆さまのお越しをお待ちしています。さあ、ご期待あれ!

4月6日(土)は豪華登壇者とQUEENを学ぼう!

1st Session(昼の部):大貫憲章

1st Session(昼の部)には日本人としてクイーンを初めて体験した音楽評論家の大貫憲章氏を講師に迎え、デビューから初期当時の時代感やルーツ、バンドが与えた影響について解説する。

1971年大学在学時から音楽評論家としてキャリアをスタート、当時無名のQUEENを日本にいち早く紹介したり、SEX PISTOLS,THE CLASHなどのロンドン・パンクを現地取材するなど、時代の節目節目でのキーを握る。

2nd Session(昼の部):フレディ・エトウ(QUEENESS)+α

2nd Session(夜の部)では、クイーンのように、クイーンらしくパフォーマンスをするQUEENESSのボーカル、フレディ・エトウ氏を迎え、レコーディングされた音源とライヴ・パフォーマンスでの違いに焦点を当て解説予定。

1980 年に米国留学した際、QUEENのライブを見たことがきっかけとなり、QUEENトリビュートバンドの結成を決意。最初に結成したKweenでは、大規模ライブホール中心に国内各地でライブを重ねるほか、3度のロンドンツアーを実施。英国BBC、米国MTV等にも出演。これらの活動は、Brian Mayの目に留まり、直接に激励の手紙を受け取っている。2008年11月に、バンドとの方向性の違いから、Kweenを脱退し、新たなメンバーと共にクイーン・トリビュートバンド「Freddie Eto & Queeness」を結成。
MC:矢口清治(上)
早稲田大学在学中にラジオ関東の「全米トップ40」のアシスタントDJコンテストに合格したことをきっかけに音楽業界入り。東京、横浜、大阪、京都などのラジオ番組で活躍してきた。師でもある湯川れい子氏から「いい声ね」と言われるソフトな低音が魅力。さらに楽曲に対する知識の広さで多くの音楽ファンを魅了している。
2nd Sessionゲスト: サンプラザ中野くん(右)
講座情報
音楽・映画連動講座 第1回「ボヘミアン・ラプソディPart.I」

日時:
2019年4月6日(土)
1st Session 13:00-15:00(終了予定)
2nd Session 17:00-19:00(終了予定)

会場:
音楽の友ホール(東京都新宿区神楽坂6-30)

講師:
1st Session: 大貫憲章

2nd Session: フレディ・エトウ(QUEENESS)
2nd Sessionゲスト: サンプラザ中野くん
(講義であり、ライブ公演はありません)
MC: 矢口清治

受講料:
各Session 3,000円(税込)

協賛:
アキュフェーズ株式会社
株式会社ロッキーインターナショナル

協力:
Stereo

大谷隆夫
大谷隆夫 音楽之友社 編集部担当常務取締役

東京生まれの東京育ち。田舎に憧れ、自給自足を夢見るオジサン(多分無理)。中近東の転勤を命ぜられ広告会社を退社し、現在の出版社に就く。FM誌の編集を経験した後休刊と同時...

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