読みもの
《第九》が年末に演奏される理由とは?《第九》トリビアを紹介!

生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画! 
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
フルート、ファゴット、クラヴィーアとオーケストラ(2本のオーボエと弦楽5部合奏)のための作品。クラヴィーアは恐らくチェンバロ。憂愁を漂わせたチェンバロの歌謡的主題ではじまり、オーケストラ伴奏にのってフルートとファゴットがこの主題を展開してゆく。
解説:平野昭
作品名の「ロマンツェ」はドイツ語で「ロマンス」、叙情的な旋律をもつ器楽曲の1ジャンルです。「カンタービレ(歌うように)」とあるように、情感豊かに歌われる旋律をお楽しみください。
《ロマンツェ・カンタービレ》Hess13
作曲年代:1786年(ベートーヴェン15歳)
出版:1952年







