《第九》が年末に演奏される理由とは?《第九》トリビアを紹介!
2019.12.26
おやすみベートーヴェン 第11夜【ボンでの少年・青年時代】
《ロマンツェ・カンタービレ》——15歳のベートーヴェンが書いた「歌うようなロマンス」
生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。
ONTOMO編集部
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
15歳のベートーヴェンが書いた「歌うようなロマンス」 《ロマンツェ・カンタービレ》
フルート、ファゴット、クラヴィーアとオーケストラ(2本のオーボエと弦楽5部合奏)のための作品。クラヴィーアは恐らくチェンバロ。憂愁を漂わせたチェンバロの歌謡的主題ではじまり、オーケストラ伴奏にのってフルートとファゴットがこの主題を展開してゆく。
解説:平野昭
作品名の「ロマンツェ」はドイツ語で「ロマンス」、叙情的な旋律をもつ器楽曲の1ジャンルです。「カンタービレ(歌うように)」とあるように、情感豊かに歌われる旋律をお楽しみください。
作品紹介
《ロマンツェ・カンタービレ》Hess13
作曲年代:1786年(ベートーヴェン15歳)
出版:1952年
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.09.13
【音楽が「起る」生活】スカラ座とバイエルン国立歌劇場のオーケストラ対決、他
2025.09.11
東京交響楽団チェロ奏者・内山剛博さん「東響は居心地がよくて飽きない職場です」
2025.09.10
佐藤俊介にきく ピリオド楽器で発見するベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ」の世...
2025.09.09
田代万里生の音楽ヒストリー④クラシカル・クロスオーバーの世界へ!「ESCOLTA...
2025.09.08
ソプラノ田中彩子が9月からリサイタル・ツアー『コロラトゥーラ・ファンタジー』開催
2025.09.08
レニー・ワロンカー〜非演奏者としてロックの殿堂入り! そのプロデューサーとしての...
2025.09.07
「第九」で学ぶ!楽典・ソルフェージュ 第7回 音階と調性2. 調号と調性
2025.09.06
三浦宏規(千秋真一役)と竹中直人(シュトレーゼマン役)が指揮について師弟対談!