神田寛明にきく 神戸国際フルートコンクール~パユを輩出した名門は、進化を止めない
2020.01.28
おやすみベートーヴェン 第44夜【ボンでの少年・青年時代】
《2本のフルートのための二重奏曲》——ボンでの友情の証に作曲!
生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。
ONTOMO編集部
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
ボンでの友情の証に作曲! 《2本のフルートのための二重奏曲》
ベートーヴェンは大学で、ボンの警察副署長の息子で哲学と法律に関心をもっていたヨハン・マルティン・デーゲンハルト(1768~1800)とも親交を結び、後にボンを去る直前には《2本のフルートのための二重奏曲》WoO26を「わが友デーゲンハルトのために」という言葉を添えて贈っている。
——平野昭著 作曲家◎人と作品シリーズ『ベートーヴェン』(音楽之友社)25ページより
ボン大学の聴講生として、哲学、文学、芸術史を学んだベートーヴェン。そこで仲良くなったデーゲンハルトに、ボンを離れる前に二重奏曲をプレゼントするとは、ベートーヴェンの青春時代の1ページですね。
作品紹介
《2本のフルートのための二重奏曲》WoO26
作曲年代:1792年8月23日(ベートーヴェン22歳)
出版:1901年
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