プレイリスト
2020.02.13
おやすみベートーヴェン 第60夜【天才ピアニスト時代】

8つの歌曲(リート)第5曲「モリーの別れ」——4分間に凝縮されたモリーの気持ち

生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。

1792年、22歳のベートーヴェンは故郷ボンを離れ、音楽の中心地ウィーンに進出します。【天才ピアニスト時代】では、ピアニストとして活躍したウィーン初期に作曲された作品を紹介します。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

監修:平野昭
イラスト:本間ちひろ

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4分間に凝縮されたモリーの気持ち 8つの歌曲(リート)第5曲「モリーの別れ」

さようなら、元気でいてね、私の快楽と苦痛であった人よ、私の愛と人生であった人よ、神の御加護を、愛する人よ! あなたの心の深くで私の祝福が響きますように」と、モリーという名の女性が切々と想いを語る歌曲。

 

ビュルガーの詩による全7節の有節歌曲だが、各節4行で、ベートーヴェンの音楽も全10小節と短いが、心を込めたアダージョのゆっくりしたテンポで歌われる。

 

ピアノ伴奏の最後の2小節ではオペラのアリアにでも付きそうな即興的な装飾音形の後奏がついている。1794年あるいは95年ころの作曲。

解説:平野昭

 

「愛されない男のため息~応えてくれる愛」と同じ、18世紀にドイツで活躍した詩人ビュルガーの詩にのせた作品です。今回は女性の気持ちが語られていますね。

作品紹介

8つの歌曲(リート)第5曲「モリーの別れ」Op.52

作曲年代:1794年?95年?(ベートーヴェン24/25歳)

出版:1805年6月

作詞:ビュルガー

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