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2020.05.21
おやすみベートーヴェン 第158夜【作曲家デビュー・傑作の森】

三重唱《おののけ、背徳者よ》——サリエーリに師事した最大の成果!

生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。

1800年、30歳になったベートーヴェン。音楽の都ウィーンで着実に大作曲家としての地位を築きます。【作曲家デビュー・傑作の森】では、現代でもお馴染みの名作を連発。作曲家ベートーヴェンの躍進劇に、ご期待ください!

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

監修:平野昭
イラスト:本間ちひろ

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サリエーリに師事した最大の成果! 三重唱《おののけ、背徳者よ》

このイタリア語テキストによるドラマティックな三重唱は、宮廷楽長サリエーリに師事した最大の成果でもあっただろう。この時期にイタリア語によるシェーナやアリアを学習した理由は、ウィーンという音楽界にあって、一流の作曲家たるものはオペラの傑作を書かなければならないと痛感し始めていたからに相違ない。

——平野昭著 作曲家◎人と作品シリーズ『ベートーヴェン』(音楽之友社)63ページより

3日間にわたって、イタリア語の歌詞による作品を紹介しました。この時期にイタリア語歌曲を集中的に作曲していた理由は、サリエーリに師事していたこと、そして、オペラ創作への意欲が高まっていたことが挙げられます。オペラにつながるドラマチックな表現を聴いてみましょう。

作品紹介

三重唱《おののけ、背徳者よ》Op.116

作曲年代:1801年~02年(ベートーヴェン31〜32歳)

出版:1826年2月

平野昭著 作曲家◎人と作品シリーズ『ベートーヴェン』(音楽之友社)

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