演奏の感覚を損わずに最大限の防音効果を! ピアノ防音装置 スーパーミラクルソフト
2020.12.16
弦楽五重奏曲断章ハ長調——最終回! 穏やかな雰囲気に包まれた未完の絶筆作品
生誕250年にあたる2020年、ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!
仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。
48歳となったベートーヴェン。作品数自体は、これまでのハイペースが嘘のように少なくなります。しかし、そこに並ぶのは各ジャンルの最高峰と呼ばれる作品ばかり。楽聖の「最後の10年」とは、どんなものだったのでしょう。
ここには7曲の歌をまとめているが、歌詞は伝承されていない(印刷物として出版されていない)民謡旋律集である。ベートーヴェンによるピアノ三重奏の伴奏をもつ、いわば「無言歌」集ともいえる。アイルランド(1〜2番)、スコットランド(3~6番)、アイルランド(7番)。
解説: 平野昭
元スコットランド官吏のジョージ・トムスンに民謡編曲を依頼され、民謡編曲にたびたび取り組んでいたベートーヴェン。今日紹介するのは、アイルランドとスコットランドの旋律です。
1.さらば、愛する竪琴よ
2.オニール城
3.ああ、心の痛手
4.太陽は赤く輝き
5.エリンよ、おお、エリン!
6.アア、メアリー、あなたは絹を纏い
7. エン・ロウ・オニールを悼む
「さまざまな民族の歌曲集」より「ブリテンの歌」WoO158b
作曲年代:1818年まで(ベートーヴェン48歳)