音楽ことばトリビア 番外編

旅を楽しみながら言葉も習得!――小関裕太、シシド・カフカ、柄本弾が体当たりで挑戦するEテレ「旅するゴガク」新シリーズ

レポート
2019.09.17

クラシック音楽とは切っても切れない「言葉」。英語以外の言語を、テレビで気軽に学ぶことができる、Eテレの「旅するゴガク」は9月30日から新シーズンが始まる。
旅の中でミッションに挑み、言語を習得していくのは、それぞれ音楽・アートにゆかりある「旅人」たち。番組の見どころを語ってくれたスタジオ取材会をレポート!

この記事をシェアする
撮影:編集部
ONTOMO編集部
ONTOMO編集部
ONTOMO編集部
神楽坂を拠点に、取材・編集作業をしています。

クラシック音楽を楽しむためのポイントのひとつが「言葉」だと思う。義務教育で習う英語が使われるイギリスやアメリカの音楽だけでなく、イタリア語、フランス語、ドイツ語を筆頭に、スペイン語やハンガリー語、フィンランド語で歌われる歌曲やオペラにも名作はたくさん。

オペラ鑑賞にとって知らない言語は「壁」にもなりがちだけれど、原語のタイトルに込められた、ちょっとしたニュアンスがわかるだけで、クラシック音楽はグッと面白くなる。

語学に興味をもった多くの人たちのファースト・チョイスになっているのが、NHK Eテレの深夜枠で放送が続いている語学シリーズだろう。何しろ手軽だし、しかめつらした先生がいるわけではなく、その原語が話される土地の文化を、現地の映像も交えて教えてくれるコーナーもあり、勉強という意識がなくても思わず観てしまう。

はじめるなら今! Eテレ「旅するゴガク」新シリーズがスタート

そんなEテレの語学番組「旅するゴガク」の新シリーズが9月30日(月)からドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語に新番組のアラビア語を加えて放送が始まる。

出演者(旅人)は、それぞれの国でパートナーと旅をし、その先々で出されるミッションを解決しながら“言葉”を習得していく。「“旅”を楽しみながら“言葉”も身につけたい!」がコンセプトだ。

スタジオ取材会に登場した出演者は、ミュージカルでも活躍中の俳優 小関裕太、ドラムボーカリストで女優のシシド・カフカ、バレエダンサーの柄本弾の3人。

音楽に関係ある方ばかり! ということで、ONTOMO編集部が潜入。旅人の皆さんが見どころや、自身の活動に活かしていきたい部分などとともに、気に入った言葉も紹介。

小関裕太が陽気なイタリア・シチリアを旅する

Ho capito(オ カピート)

わかったよ!

もともと一人旅が好きだという小関が旅したのはイタリア・シチリア島。「陽気で、楽しく、明るいイタリアの印象がピッタリでした。シチリアはイタリアの中でも田舎なので、特に陽気な人たちにかこまれて、ピンチに出会っても常に笑顔でいたと思います」

気に入った言葉を訊かれると「わかったよ! という意味の『Ho capito/オカピート』は響きもかわいいし、イタリア人たちも『わかったかー!』と嬉しそうにしてくれるので、とても印象的です」。

カメラを向けられると「Buono/ブオーノ」のポーズ。気に入った料理はパレルモで食べたイワシのパスタとワイン。

「シチリアが舞台の『ゴッドファーザー』など、いくつかの有名な映画のロケ場所も訪れてました。せっかくこの機会に覚えたイタリア語だから、撮影が終わった後もイタリア語の勉強を続けています。いずれは、イタリアの映画に出演できるかもしれないし、映画祭で自分の作品を、イタリア語で紹介できたら素敵だなと思っています」

シシド・カフカは南米アルゼンチンでスペイン語の旅

Choripan(チョリパン)

前半は南米のパリと言われるアルゼンチンの首都ブエノスアイレス、後半は北部を旅したシシド・カフカ。実は中学時代をブエノスアイレスを過ごした経験をもつ。

「昔住んでいた時に言葉がしゃべれない引け目で、相手にうまくコミュニケーションを取りに行く姿勢が取れなかったトラウマがあるんです。今回は前のめりで、ギアを上げて、表情豊かにスペイン語をしゃべっている姿をお見せできていると思います」

印象深い言葉は「チョリソーをパンに挟んだ『Choripan/チョリパン』という食べ物があるんですが、現地の人たちに『チョリパン食べたい』というと、すごく喜んでくれていて印象に残っていますね」とのこと。

アルゼンチンではアートに触れたり、飛び入りでセッションにも参加したというシシド・カフカ。お気に入りの料理は北部で食べたラマのお肉だそう。

「昨年も2か月、ブエノスアイレスに音楽留学をしていたんです。誰一人私のことを知らない土地で、改めて純粋に『音を楽しむ』感覚を得られました。心赴くままに楽しむことが、どれだけ大切なことかを思い出すことができましたね」

バレエダンサー柄本弾は体当たりのフランス旅

J’ai faim(ジェファム)

お腹空いた

東京バレエ団のプリンシパルとして活躍するバレエダンサー、柄本弾が旅したのはフランス南西部のトゥールーズ。肉と豆の煮込み料理「カスレ」を作ったり、ダンサーとしての身体能力を武器に、さまざまなスポーツにもチャレンジしたそう。

「バレエ団の公演では何度も訪れているフランスに、初めての一人旅。フランス人の方たちはクールな印象がありましたが、実際は優しく温かい人々でした」

お気に入りの言葉は「さまざまなスポーツに体当たりでチャレンジして、お腹が空く旅だったので、お気に入りの言葉は『J’ai faim/ジェファム(お腹空いた)』。放送の中でも連発していると思います」。

サービス精神旺盛な柄本、カメラを向けると笑顔でこのポーズ! お気に入りの料理は、材料集めをして一人で作り、公園で食べたサンドイッチ。

「バレエの動きや形を表す『単語』として、何万回と使ってきたフランス語を『意味』として知れたことは、バレエ人生に生きてくると思います。今後はフランス人の名バレエダンサーたちと、フランス語で深い話ができるようになれたらいいなと」

魅力的な旅人がナビゲーターとなる3番組のほかに、女優の佐藤めぐみがドイツの人々の温かさと美味しいパンに触れる「旅するドイツ語」、俳優の金子貴俊が美しいモロッコでピンチを切り抜けるアラビア語講座「アラビーヤ・シャベリーヤ!」の合計5言語、5番組がスタート。

観光、食事、アートや音楽。さまざまなものをきっかけに、新たな言語に挑戦してみてはいかがだろうか?

「旅するゴガク」シリーズ 第4シーズン
「旅するドイツ語」

森のめぐみを味わうドイツのパンと美食旅

出演: 佐藤めぐみ
放送予定: 9月30日(月)スタート 毎週月曜[Eテレ]後11:30〜11:55

「旅するイタリア語」

文明の十字路・シチリアで異色の文化に触れる

出演: 小関裕太
放送予定: 10月1日(火)スタート 毎週火曜[Eテレ]前0:00〜0:25 ※月曜深夜

「旅するスペイン語」

南米アルゼンチンでスペイン語の多様性を味わう

出演: シシド・カフカ
放送予定: 10月2日(水)スタート 毎週水曜[Eテレ]前0:00〜0:25 ※火曜深夜

「旅するフランス語」

「グルメ」「スポーツ」「ダンス」何でもあり。体当たりの旅で学ぶフランス語!

出演: 柄本 弾
放送予定: 10月3日(木)スタート 毎週木曜[Eテレ]後11:30〜11:55

「アラビーヤ・シャベリーヤ!」

新開講!モロッコを旅しながら“話し言葉”をどんどんシャベリーヤ!

出演: 金子貴俊
【放送予定】10月1日(火)スタート 毎週火曜[Eテレ]前0:25〜0:50 ※月曜深夜

「旅するゴガク〜世界とつながる コトバでつながる〜」

みどころを紹介する特番放送決定!

旅人5人が、スタジオとVTRでコトバのおもしろさや印象的な旅の思い出などのトークを繰り広げる!

【放送予定】9月23日(月)後11:30〜11:55

ツイートする
シェアする

ONTOMOの更新情報を1~2週間に1度まとめてお知らせします!

更新情報をSNSでチェック
ページのトップへ