格式とハードルの高さを感じさせるクラシックが、コミカルなドラマに不思議とマッチしている。その理由は、秀逸なアレンジであることはもちろん、今日まで「名曲」として受け継がれてきた作品の持つパワーによるものだとも思う。アレンジを加えてもなお、その美しさやキャッチーさで、視聴者の心をぐっと掴んだり、胸を震わせたりする。
オーケストラならではの人間ドラマと、クラシック音楽のもつ魅力を余すことなく詰め込んでいる『リバーサルオーケストラ』。音楽を楽しみながら、オーケストラの成長も見守っていきたい。
日本テレビ系 毎週水曜よる10時~
出演: 門脇麦、田中圭、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久
音楽: 清塚信也、啼鵬
脚本: 清水友佳子
演出: 猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー: 三上絵里子
プロデューサー: 鈴間広枝、松山雅則
制作協力: トータルメディアコミュニケーション
製作著作: 日本テレビ
©︎日本テレビ
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石田泰尚著『音楽家である前に、人間であれ!』
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アンドレア・バッティストーニ著『マエストロ・バッティストーニのぼくたちのクラシック音楽』
茂木大輔著『交響録 N響で出会った名指揮者たち』
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ミニチュア・スコア『エルガー 行進曲 威風堂々』