2021.05.12
My楽器偏愛リレー! vol.15 吉野...
ハープ自慢その3:室内楽やオーケストラの中の音楽を変え得る変幻自在な役回り
ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。
レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリップス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックスなどからCDを発表、2015年には、フランスのアパルテ(Aparté) からオーヴェルニュ室内管と共演した『ハープ協奏曲集』を発表。さらに、自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)を創設して、録音プロジェクトを開始。最新盤は『ハープ・リサイタル6』。
1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。
公式ホームページ:http://www.naokoyoshino.com/index.html
©Akira Muto