2023.07.17
特集「戦争と平和の音楽」 ラヴェル「左手...
左手のピアノ名曲誕生の立役者 戦地で右手を失ったピアニスト・ヴィトゲンシュタイン
東京音楽大学、ハノーファー音楽大学を卒業。留学中に国際コンクールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアが発症する。03年より左手のピアニストとして活動を開始する。分野の復刻普及を目指し芸術振興と教育福祉事業を手がけ高く評価されている。07年に関西テレビ、13年にNHKがドキュメンタリー番組を制作(月間ギャラクシー賞受賞)。16年に神戸アートアワード大賞受賞、17年にJasrac音楽文化賞を受賞。18年に世界初の左手のピアノ国際コンクールを主催し、NHK制作のドキュメンタリー番組が総務大臣賞にノミネートされる。20年にNHKがインタビュー形式のドキュメンタリー番組を制作。同年、埼玉県蕨市けやき文化賞受賞。22年に大阪たかじんアワード受賞。現在、左手のピアノ国際コンクール実行委員長、一般社団法人ワンハンドピアノミュージック代表理事、「左手のアーカイブ」プロジェクト代表、東京音楽大学講師。著書に『ピアノ、その左手の響き: 歴史をつなぐピアニストの挑戦』『スマート奏法 習得術 チナイ式無駄なくピアノを操る極意』、楽譜に『左手のピアノ国際コンクール作曲部門 記念作品集』。