フラメンコギター・徳永兄弟〜ポップスからクラシックまでも自分たちの音楽に変えてし...
2022.03.17
生まれ変わる街の景色を眺めながら、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を聴く
1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...
なんだろう。なんか落ち着かない感じの写真が撮れちゃったなぁ。でもキライじゃない。
……みたいなことが、街角でスナップしていると時々おこるんですが、この写真もその一枚。
コケシ? でかっ 可愛い! と、カメラを構えていたらチャリンコ少年もイン。
すごく落ち着かないのだけど、このモヤモヤする感じに近い曲を、今日はリンクいたします。
イタリアの現代作曲家クラウディオ・アンブロジーニ(1948〜)という人の曲です。彼はオーケストラから室内楽・器楽曲、マルチメディア作品まで広く手掛けているそうですが、これはギターのための「遠近法による3つの練習曲」第2番。
ぱっと聴いただけだと、旋法(中世に用いられていた音階)に基づいた中世の古いリュート曲か何かなのかと思ったら、1972年ころの作品だそうです。ふわっと異世界に連れて行かれそうな不思議曲。
「遠近法」という言葉がついていますが、私の写真はそういえば、なんだかその辺がいろいろおかしい感じ。よく記念の集合写真で少しでも小顔に写ろうと、一歩下がる巧みな人もいますが、このコケシ(?)は潔い。