ロックの伝道師チャック・ベリーと往年のビッグミュージシャン
東京生まれの東京育ち。田舎に憧れ、自給自足を夢見るオジサン(多分無理)。中近東の転勤を命ぜられ広告会社を退社し、現在の出版社に就く。FM誌の編集を経験した後休刊と同時...
またまたWOWOWで再放送を観た。『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』。チャック・ベリーの名曲をビートルズ、ストーンズらがカバーしており、チャック本人の演奏も楽しめる。幼少期、ギターファンなら誰もがコピーする特徴的なギター・リフ、ロックンロール音楽の伝道師、チャック・ベリー。
2017年に90歳で亡くなるまでロックンローラーとして活躍した彼のトリビュート番組を見ることができた。 番組ではチャック・ベリーの演奏だけでなく、彼の楽曲をカバーする往年のビックミュージシャンの映像もたっぷり堪能できる。
1964年にザ・ビートルズがアメリカ初上陸し、ワシントン・コロシアムで演奏した「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」、同じ年にザ・ローリング・ストーンズがUK公演で演奏した「アラウンド・アンド・アラウンド」、2017年にジェフ・リンがELOとしてロックの殿堂入りセレモニーで演奏した「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」など。ポール・マッカートニーやトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、キース・リチャーズ、リンダ・ロンシュタット、ブルース・スプリングスティーンも登場する。
特に、ブルースとの共演では、チャックの十八番、片足ステップで演奏するときのブルース・スプリングスティーンの嬉しそうな顔が忘れられない。
ザ・ビートルズ「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」
12月は師走。コロナ禍から少し落ち着き、街角も活気づいてきた。新種? のコロナ株が気になるが、音楽はそんな不安と心配を吹き飛ばしてくれる。いくつかのコンサート(杉山清貴、大貫妙子、第47回モーツアルト・マチネなど)にも足を向けようと思う。
ONTOMO MOOKでは、新しい発想で来年はいくつもの企画を実現化したいな。例えば、旅行気分に浸れるボーディングミュージック、つまり全世界のエア会社が飛行機の離着陸時に流れる音楽をCD付きにして制作秘話、楽曲紹介などをMOOKにする、音楽占いMOOK、トライする価値と意味を追求してみようかと(スタッフの柔軟な発想と積極的提案を期待している)。
終わりのない音楽は、次の音楽を生み出す貴重な一瞬でもある。また新たな音楽の誕生を期待して今日を生き、明日を夢見る。
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