インタビュー
バボラーク 室内楽は夢の職業。ベルリンフィルを辞め独立した音楽家となれて幸せ
モイーズの別の本からは「美しい音を出すこともテクニックの一部である。それはフィンガリングを早くするよりも重要だ」ということを学びました。
数々のコンクール入賞歴を持つクリミア生まれのフルート奏者ブリアコフ。効果的な練習法は? と問われて、マルセル・モイーズの教本を推薦しつつ一言。「実はゆっくりと吹くのは非常に難しい、そのことも念頭に置いて」とも語りました。


1981年生まれのクリミアのフルート奏者。モスクワ中央音楽学校を卒業後に渡英し、英国王立音楽院にてウィリアム・ベネットのもとで学ぶ。11歳の時から独奏者としてロシア各地で演奏を重ね、これまでにモスクワ交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル・オブ・トウキョウ、ミュンヘン室内管弦楽団、パリ室内アンサンブルなどと共演している。
オーケストラ奏者としては、フィルハーモニア管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団などで演奏し、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者を経て、現在ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者。







