読みもの
2018.05.16

日めくりオントモ語録/エイステイン・ボーツヴィック

イラスト:駿高泰子

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(ロングトーンは)大事は大事なのですが。やりすぎないようにしなければなりません。お米と一緒で食べ過ぎてはいけないです(笑)。

――エステイン・ボーツヴィック「バンドジャーナル」2018年6月号より

ボーツヴィックの日々の練習は、最初はスケールやタンギング、強弱の練習をして、それからロングトーンに移っているそう。しかし、ロングトーンも少し強弱を動かし、唇の負担がかからないようにしなければならないので、やりすぎには注意をしたいところ。

エステイン・ボーツヴィック(Оystein Baadsvik 1966~)

※Oに/のストロークが入った表記です※

1966年ノルウェー生まれ。15歳でテューバを始め、スウェーデン王立音楽院で学んだ後、インディアナ大学音楽学部でハーベイ・フィリップス、アーノルド・ジェイコブスに師事。1991年ジュネーブ国際音楽コンクール・ティューバ部門で2つの賞を授与され、国際的なキャリアが始まった。演奏活動は多岐にわたり、ソロやオーケストラ作品にとどまらずジャズやロックの分野にもおよぶ。ティューバの可能性を追い求め、これまでに約40の独奏曲を初演。レコーディングにも精力的で、多数のCDを発表している。

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