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2020.05.05
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2020年5月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い

青石ひかりが占う12星座占い。2020年5月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:虎谷到

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2020年5月1日~5月31日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

前半は基盤のハウスに3天体を抱え、保守的なムード。牡羊座の優等生的な部分が、もうひとつの個性であるアヴァンギャルド性を押さえこんで、窮屈な日々になるかもしれません。5/7は秘密と遺産のハウスで満月。溜め込んできたものや毒・ストレスを放出し、イライラを解消する日に。精神面でのデトックスも、今の牡羊座には必要。知性と通信の星・水星がコミュニケーションのハウスに移る5/12からは、次第に軽やかに。才能やアイデアを世の中に流通させめことが可能になり、仲間たちとの輪が復活。意見の衝突があっても、お互いの意欲を活性化させる好結果に。財政面でも、ほっとできるニュースが入ってきそう。

ラッキー・クラシックはベートーヴェン『ピアノ協奏曲第4番』。

牡牛座(4月21日~5月21日)

前半はキャリアのハウスの火星が牡牛座に「実力アップ」の義務を強制的に与えてくるため、ストイックな努力が必要。今までの知識・経験のみに頼って乗り切ろうとすると、失敗やトラブルが起こりやすくなるかも知れません。プラス思考で学びを重ねていけば、予想より早くヴァージョン・アップが可能です。5/12には水星が牡牛座から抜け、基盤のハウスの金星は逆行を開始します。お金というテーマがよりクローズアップされるタイミング。新規の仕事をスタートさせるには適した2020年ですが、あまり「お金」にフォーカスしないほうがいいので注意を。さまざまな価値が流動的になっている今、昔ながらのお金の概念は、とても「重い」ものになっています。ぬかるみに足をとらわれないよう、誇りや、自由も大切に。

ラッキー・クラシックは、シューベルトの歌曲『冬の旅』。

双子座(5月22日~6月21日)

他人と「ハモる」楽しさを満喫する月です。金星は引き続き双子座にいて、5/13まで理想のハウスに滞在する火星と調和。アイデアの交換やディスカッションが楽しく感じられ、電話やメール、リモートな通信などによって活気あるコミュニケーションが出来るとき。5/12からは支配星・水星が双子座入り。トレンドを発信し、大勢に希望を与える役割を担うことに。水星は5/29に蟹座に抜けますが、金星は8/8まで双子座に滞在するため、「楽しいこと」は続きます。5/20には太陽が双子座に入り、主役としてのスポットライトが当たるに流れに。専門知識やオタク的なこだわり、繊細な美意識を武器に。抽象的なことは、あまり分かりやすくすると良さが抜けるので、あまり省略しないで伝えてOKです。

ラッキー・クラシックはコープランドのバレエ音楽『アパラチアの春』。

蟹座(6月22日~7月23日)

コミュニティのハウスから次々と無意識のハウスに天体が移動し、内省的なムードが少しずつ濃くなってきます。活動的であり続けたいという欲求を満たしつつ、「置き去りにしてきた寂しさや悲しみ」に関してもケアを行ないたいもの。日ごとに形を変える「月」を支配星にもつ蟹座、アップダウンの激しさとは一生付き合っていかなればなりませんが、さまざまな気流が変化を起こしていく5月は、急に「溝」がやってきやすいので自分を酷使しないで。何かを諦める口惜しさを経験し、そのまま月日が経ってしまった蟹座は、あなたが輝いていた時期を知っている人とコンタクトを。対人関係のハウスに長期的に滞在する冥王星は、蟹座に「誰かのためになること」を強いてきた節がありますが、逆行期間である今、「自分は自分のためのもの」という感覚を取り戻すとよいかも。

ラッキー・クラシックはヘンデル『ジュリオ・チェーザレ』。

獅子座(7月24日~8月23日)

月の前半は太陽と火星の板挟みになり、思うような自由を手に入れられないストレスフルな状況になりがち。コントロールがきかないまま、キャンセルや「連絡待ち」が続き、一日が過ぎていくことも。楽器演奏やアート創作など自分一人で楽しめる趣味を探してみると、ストレスが和らぐ。火星が対人関係のハウスから外れる5/13以降、足かせが外れるようにスムーズな流れに。仲間たちも足並みをそろえて活動を始めそうです。知性と通信の星・水星も後半からコミュニティのハウスに入り、「伝える楽しさ」が蘇ってくる。仕事面では、ここからフリーランス志向が高まってきそう。組織に所属している人も、自発的なコミュニティ作りを。拠点をひとつに絞らないほうが、「待たされる」こともなくスムーズに活動できる。

ラッキー・クラシックは、レスピーギ「ローマの噴水」。

乙女座(8月24日~9月22日)

心が高揚する季節。理想のハウスの太陽と天王星が乙女座の「究める心」を刺激し、趣味のジャンルを深堀りしていけるとき。5/12からは支配星・水星がキャリアと重責のハウスに進み、あなたの決断や表現が周囲に大きな影響を与える季節に。表面上は「動いていない」ように見えて、水面下ではたくさんの新しい兆候が表れています。仲間の地のサインに入っている天体も多いため、乙女座は比較的安定した状態で、この流動的な季節を乗り切っていけるでしょう。自分に負担になるような集中の仕方はせず、細切れに少しずつ積み重ねていくこと、直観を信じることも大事。「今、意見を変えたほうがいいんじゃないかな」と思ったら、ふわりと変えてみて。優柔不断なようで、いつも正しい地点に着地する乙女座です。対人関係は衝突を出来るだけ避けて。月後半から対人のハウスに火星が入るため、この時期の議論は過激な方向にヒートしやすく、関係を悪化させるリスクが。

ラッキー・クラシックはフォーレ「夜想曲集」。

天秤座(9月23日~10月23日)

前半は金星・火星が吉配置に。月後半からは水星・太陽が吉配置に進み、居心地のいいムード。プライベートでも、ぽつぽつ楽しみごとが復活してきて、以前のようなメリハリが出てきそう。財政面でも、不安を感じるようなことはないようです。それよりも、もっと深いところにある「生きているモティベーション」に向き合うのが意外にハードかも。天王星はずっと天秤座にとっての秘密と官能のハウスにいて、難解な問いかけを続けています。「他人から見られていないとき、あなたの本質的な幸福は何か?」というような問いです。他人の魅力に敏感な天秤座。この時期に出会う「とてつもなく心の器の大きな人」から多くのインスピレーションを得る予感。その人はもうこの世にいない人かも知れませんが、その場合は時差で大きなメッセージを受け取ることに。

ラッキー・クラシックはプーランクの「ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲『オーバード』」。

蠍座(10月24日~11月22日)

支配星・冥王星はコミュニケーションのハウスで逆行中。そのすぐ近くを進行している木星も月後半から逆行に入り、安息のハウスの土星も5/11から逆行するので、自分の基本的な部分を見直したり、言葉遣いやライフスタイルを見直すとき。対人関係のハウスには天王星が常駐していて、パートナーシップに関しても、吟味が必要なタイミングかも知れません。5/7に起こる蠍座での満月は、何かの「満了」「満期」の日に。最後までこだわり続けてきたことに、潔い諦めがつくのかも。勝負事ではこちらがいったん「負け」を認めた途端に、相手は弱体化します。最終的に勝つために、闘いを放棄したり、白旗を上げるのは有効です。火星は月後半から吉配置に入り、蠍座の「頭脳戦」を応援。ライフスタイルを健全化しながら、仕事と人間関係で「勝ち」をとって。

ラッキー・クラシックはドビュッシー『版画』。

射手座(11月23日~12月21日)

活動が本格化していくのは来月からですが、今月はネットワーク作りがスムーズに進む月。友人の紹介でさらに新しい友人が出来たり、ビジネス上の画期的なパイプがつながったり、雲の上だと思っていた「大物」と近づくチャンスもありそうです。支配星・木星は基盤のハウスにいて、5/15から逆行。逆行は9/12まで続き、このあいだ「過去を振り返る」「歴史や古典に触れる」ことが大きな幸運につながっていきます。ここで文学全集や世界史の分厚い本を買って、徹底的に読書に励むのもよいでしょう。射手座は哲学者の星座です。太陽がパートナーシップのハウスに入る5/20以降は、アクティヴな気分。文章やトーク、音楽などで自己発信をしてみるのも◎。

ラッキー・クラシックはモーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』。

山羊座(12月22日~1月19日)

冥王星に続き、月の後半から木星が山羊座で逆行。2020年に入ってから、山羊座の中では「行くところまで行った」と実感できるテーマがあったかも知れません。「負けたくない」と思ったとき、実は一番手段を選ばないのが山羊座です。世の中は規制が多くなりましたが、その条件の中で最大限に自分の能力を発揮し、コントロール力を行使してきたかも。2008年に長期的な激動の季節に入ってから、天国と地獄を往来するような激しい人生を生きてきたあなたなので、そろそろ「出来上がり」に辿り着きたい頃なのですが、ここでもうひとつ「自分を見直す」ことをやってみるとよいでしょう。5月下旬は次々と仲間の地のサインから天体が動くため、今より軽やかな発想を心がける必要が出てくるかも知れません。

ラッキー・クラシックはショパン『3つの即興曲』。

水瓶座(1月20日~2月18日)

5/13まで火星が水瓶座に滞在。太陽・水星・天王星と緊張の配置となり、メジャーなものや「イージーで分かりやすいもの」に反抗心が湧いてくる期間かも知れません。蠍座で満月となる5/7は、特にアグレッシヴな気分になるので、なんとかコントロールして。新旧の下克上も始まっていますが、今は穏やかな仮面をかぶっていた方がよさそうです。5/20に太陽がクリエイティヴのハウスに入ると、既に先に吉角入りしていた水星とともに、金星も併せて3天体があなたの芸術的センスをサポート。仕事のオファーもここから増えてきますが、皆が期待している「個性」を存分に出して。手抜きや「空返事」のような仕事はすぐに見抜かれます。ライフスタイル面では、シンプルな暮らしをキープ。買い物も、贅沢なものより安くて機能性の高いアイテムを選ぶと◎。

ラッキー・クラシックはサティの『犬のためのぶよぶよした前奏曲』と『犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲』。

魚座(2月19日~3月20日)

月前半は比較的穏やかで、工夫をこらして自分の表現を発信したり、仲間と力を合わせてパワフルなことをやり遂げたりしていける時期。焦らなくてもフワフワ漂っていれば、安全な場所で楽しい時間を過ごせそう。無理な労働を強いられたら、断ってもよいでしょう。約2年ぶりにリターンしてくる火星が魚座に入る5/13以降、魚座の安息を妨害してくる敵と戦う場面があるかも知れません。過去のトラブルが関係している場合も。魚座の「闘い」は心理的な癒しとつながることも多く、ここで正面衝突しておくことで、両者にとって納得のいく「平和」に辿り着く可能性も。自分にとってリアルなものを信じて行動するとよいでしょう。火星はファンタジーと陶酔の星・海王星と同じサインに入るため、趣味で音楽をはじめたり、ダンスやポエトリー・リーディング、カクテル作りをはじめて映像配信する魚座も。

ラッキー・クラシックは、ラヴェルの『ソナチネ』。

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青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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