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2022.02.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い2022

2月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2022年2月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:イシバシミキコ

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2021年2月1日~2月28日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

2月1日はコミュニティのハウスで新月。太陽・月・土星が友人関係のハウスに集中し、これらの星が「びっくり星」天王星と反目するため、友人関係に予想外の変化が起こりやすい。お互いに溜め込んできた齟齬感やフラストレーションが表出し、極端な場合には突然の別離となることも。しばらく距離を置くことで、落ち着いた関係に立て直すことも可能です。新しい気運が立ちあがっていくので、ライフスタイルや仕事面のアプローチを「最新のもの」に変化させていくと、本格的にスタートする「風の時代」に入っていけます。2022年の本格的な牡羊座の主役シーズンは5月11日頃から、ここまでは優しさや共感のパワーで人脈を増やし、5月から一気に「一人勝ちモード」がやってきます。イメージは「カリスマ社長」ですが、幼稚なところや、メンタル弱めなところがバレると舐められるので、強くて優しいキャラを確立すること。弱いモノをいたわる余裕を持つことです。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム: エルザ・ドライジグ(ソプラノ)『モーツァルト×3』

牡牛座(4月21日~5月21日)

ここ2年くらい、牡牛座にとっては「変化する」ということが継続的な課題でした。基本的な性質として「変わりたくない」あなたなので、変わることに反発したり、部分的に少しだけ変えてみようとしたりして「完全に変わる」ということはしてこなかったかもしれません。順行に切り替わった変化の星・天王星はちょうど3月1日、進んだ牡牛座11度という度数を進行し、牡牛座に客観的な視点を与えて「本格的に変わること」を促してきます。そのためには、無駄な期待を捨てること。自分にとって本質的なものを「育てる」ことです。今までの「土の時代」の古いつながりを断ち切ることは、牡牛座にとって大変な勇気をともなうものですが、天王星が牡牛座を3分の1ほど進んだところで、「いよいよ変わらなければ先がない」という切迫感が出てきそうなのです。「よいことが早く叶うよう、今いる場所がダメなら逃げ出そう」と行動を起こして。今年が終わる頃には、信じられないようなよい場所で活動しているかもしれないあなたです。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム:  デイヴィッド・アーロン・カーペンター『ドヴォルザーク/バルトーク/ウォルトン:ヴィオラ協奏曲』

双子座(5月22日~6月21日)

不安定な動きを続けていた双子座の支配星・水星が2月3日に順行に戻り、2月14日には吉配置に入ります。双子座のコミュニケーション・パワーが磨かれ、人と人とのあいだのトラブルを調停したり、古くて有害な考えを改めさせる働きをしたりと大活躍。双子座のもつ「ニュートラルな説得力」が大きな力を発揮していきます。手がけてきたプランは、まだまだ二転三転しますが、あなたの柔軟性のあるリーダーシップで、グループを円満にまとめていくことが可能に。集団に属していても、その場の「体質に染まっていない自分」を自覚することが多くなるかもしれません。あなたの知性のベースとなる「インディペンデント発想」「フリーランス発想」をどんどん進化させていって。現実のグループとは別に、同じ価値をもつ仲間たちとの結束感が強くなっていくでしょう。オフタイムは、アーティスティックな趣味を存分に楽しめそう。財運もあるので、コレクションも充実していきます。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム: ウラディーミル・アシュケナージ『バッハ:フランス組曲』

蟹座(6月22日~7月23日)

2月1日の新月は深層のハウスで起こり、すぐにはわかりづらいけれど、根深い変化・リセットが行なわれます。仕事面では、アウトプットを少しずつセーブして、インプットに変えていく転換期。絵を見たり、リラックスして音楽を聴いたり、ビジネスに関係のない娯楽を楽しむ時間を増やしてみて。心身には長期的な過労のストレスが溜まっているかも。寒さが続くあいだは、骨や関節の痛みをよくケアしてください。蟹座の慎重さや、物事を細かいタームに区切って発展させていく手法は有効。時代が大きく切り変わったことで、周囲はなにかと駆け足で進みがちですが、そのせいでトラブルが多発しそう。蟹座はその点、安全運転で切り抜けられるはず。他人の信頼こそが、最大の「保険」であると実感する場面があるでしょう。その分、発想は優等生的になりがちですが、この期間はそれでOKです。危ない橋を渡る必要はありません。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム: アンドレアス・オッテンザマー『New Era〜18世紀のクラリネット作品集』

獅子座(7月24日~8月23日)

対人関係のハウスで太陽と土星が重なり、さらにその2つの天体がキャリアのハウスの天王星とトラブル角を形成するストレスフルな一か月。でも、獅子座の「逆境を乗り越える姿」が、多くの人々の心に感動的に映り、今後の人気につながっていきます。今は思う存分燃焼できなくても、味方はすごい勢いで集まってきています。軍勢を強化して、春からのパワフルな流れに備えて。今この季節は、あなたの自然体が「生意気」「世間知らず」と誤解されやすいので、丁寧過ぎるくらいの対応がちょうどいいと考えて。要は、獅子座は魅力がありすぎて、ジェラシーを買っているのです。土星がシンボライズする年上世代は、容赦なくあなたにプレッシャーを送る準備をしているので、抵抗は少なめに。「あなたのためを思って」という鬱陶しいアドバイスも、聞いたふりをしておきましょう。太陽・土星のコンビが解消される2月19日以降、少しずつ自由が戻ってきます。2月17日の満月はあなたの星座で起こり、この日は過去1年の取り組みの結果が出やすい日。かなり、いいところまで来ているはずです。謙虚さをプラスして、このまま進んで。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:デニス・マツーエフ(ピアノ)カンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリン『ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ほか』

乙女座(8月24日~9月22日)

2月1日の新月は日常とルーティンワークのハウスで起こり、ここから先の仕事の在り方が大きく変化していくターニングポイントに。社会や規制の価値に合わせて自分を作り上げてきた人は、「本来の自分がそうありたかった姿」に戻っていくことを考えるときです。これまでは「型にこだわる」「表面を整える」ことでうまくいってきた人も、本質的に何かが足りないとストレスを感じていたのではないでしょうか。今のあなたに本当に大切なのは、静寂と平和。2月17日には無意識のハウスで満月なり、2月上半期は不要なものをどんどん捨てて、極限までシンプルになっていく時期に。そこから、大いなるインスピレーションが与えられます。人間関係も、不必要なものはゼロ・リセットのタイミング。依存したりされたり、というパワーバランスは、この先少し難しくなっていきそうです。あなた自身は、もう立派に一人で歩いていけます。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: 小澤征爾指揮パリ管弦楽団『ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》』

天秤座(9月23日~10月23日)

支配星・金星が長期的に安息のハウスにいて、あなたが望む「躍動的な他者との交流」が制限され続けています。もっと出会いたいし、もっと未知の経験をしたい、という天秤座の望みは、金星が移動する3月上旬まで待たなければならないため、ストレスがたまりがち。こんなときこそ、顔を合わせる家族や「いつものメンバー」にも優しく接しておきましょう。いざというとき、あなたを支えてくれるのは彼らなのです。既に2月1日の新月では、天秤座の表現や仕事上のスタイルで「ゼロ・リセット」が起こっていて、ここからはとことん「ローカル・ルールを脱していく」ことを意識していくことになりそう。天秤座は、意外にもオールド・ファッションで、古き良きものを愛しすぎる傾向があります。心地よさ、名誉、報酬、といったことに関して、もっとニュートラルになってみてください。頑なになると、摩擦が起こりやすくなります。あなたの「距離感の美学」が役立ちます。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:バリトン歌手ブリン・ターフェルがオペラの悪役だけを歌った『BAD BOYS』

蠍座(10月24日~11月22日)

緊張感に溢れた1か月。2月1日の新月、2月17日の満月は、ともにドラマティックな出来事が起こりやすく、長く持ちこたえていたことも「これ以上頑張る必要はないな」と見切りがついていくのかもしれません。太陽と土星と天王星という影響力の大きな天体が、すべて蠍座に変化を求めてくるので、「まさか、これを捨てることになるとは思わなかった」というようなことを、置いていくのかもしれません。まったく未知の新天地に踏み込んでいく人もいるでしょう。逆にそこは、懐かしさを感じる場所かもしれません。対人関係は波乱に満ちていて、相手の態度が急変したり、価値観がずれていくことも。この1か月間は、俯瞰で見ると「古い垢が洗い落とされていく」期間です。痛みをともなう出来事も「卒業」と考えてみて。体調面でのトラブルは収束。ビタミン多めの食事で、厳しい季節を乗り切って。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:ダニール・トリフォノフ(ピアノ)ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第3番ほか』

射手座(11月23日~12月21日)

1月下旬に火星が抜けてから、ほっとしている射手座も少なくないはず。限界を超えた頑張りを求められた年末からの流れは収束し、リラックス期間が続いています。2月1日の新月では、友人関係にポジティブな変化があり、あなたの足を引っ張る「敵でもある曖昧な友だち」は退散していきそう。あなたがビジネスライクな期待を抱いていた相手も、見込みがない場合は諦めがつくタイミングです。ここから2月17日の理想のハウスの満月までの期間は、新しい友だちや有益なネットワークが拡大していくとき。2月17日前後には、ともに冒険的なプロジェクトに乗り出していける真の仲間が見つかるでしょう。一緒にいて、「楽しさ」が止まらない相手です。全体的に、あなたからのアプローチは控え目にしたほうが、スムーズに運びます。ギャンブル的なやり方は、無駄な戦いに終わることも。恋愛面なども、慎重に顔色をうかがって。余計な傷を負わないように。愛は3月以降、楽観的な流れがやってきます。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:ブルーノ・ワルター指揮『マーラー:大地の歌』

山羊座(12月22日~1月19日)

太陽は山羊座から去りましたが、水星・金星・火星・冥王星がすべて山羊座に並ぶ特異なチャートが天空で起こっています。特に水星と金星は異例の動きをしながら山羊座にとどまっているため、あなたの苦労やストレスは並大抵ではないかもしれません。開き直って自分勝手にやる、ということもできないあなたです。また、今の状況から逃避することも難しいのです。別の見方をすると、今のあなたは英雄であり、ヒロインです。厳しい環境の中からなにかを生み出し、育て、繁栄させるという山羊座の手法は永遠に有効です。ここで改めて「自分のやり方で粘ってみる」ことが、サバイバルのカギになりそう。2020年のきつい感じがまたやってきているのですが、間もなく去るので安心を。すべて自己解決するつもりの人は、方針を改めて他人にも荷物を背負わせてください。オフタイムは、とことんストレス解消を。少しくらい高い買い物もOKです。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:  ホロヴィッツ『リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調』

水瓶座(1月20日~2月18日)

2月1日の新月はあなたの星座で起こり、インパクトのある「刷新」が行なわれます。ようやく光が差してくる感覚もありつつ、太陽と月はプレッシャー星・土星とともにいて、支配星の天王星と拮抗しているため、急になにかが楽になるわけではないようです。土星と天王星のトラブル配置は、2021年から継続的に起こっていたため、水瓶座は「世の中とうまくハモらない」「一部のメンバーしか理解してくれない」というジレンマに陥っていた可能性も。とりあえず、2月の主役はあなたです。自分を励ましながら、少しずつ明るくなっていく世界をよく観察しておいて。2月17日の満月は対人関係のハウスで起こり、特に恋愛面で大切な局面が起こりそう。2022年は愛の年で、あなたのもとにも、ようやく愛がやってきそうです。感情の流れに関しては3月にもいい運気があるので期待を。無意識のハウスに逆戻りしていた水星は、2月14日に水瓶座に返り咲き、ここから発言権も大きくなっていきます。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:ジャン・ロンドー(チェンバロ)『ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集』

魚座(2月19日~3月20日)

副支配星・木星があなたの星座で孤立し、世の中の喧々諤々とは別次元で「楽しいこと」「快いこと」を満喫しているかもしれません。魚座に太陽が入る2月19日以降、ますます運気は上がっていきます。同時に、社会的な責任や周囲からの期待度も大きくなっていくので、用意されたステージでは完璧であることを求められそう。でも、今のあなたなら「勢い」でなんとかできるようです。油断してはならないのは、いろいろな面で魚座は「道徳性が緩い」ということ。タブーな発言をしたり、きわどい人物と付き合ったり、ということはダメージにつながるので、いつも以上に慎重に。木星は「目立つ」星なので、特に品行方正になることが大切です。2月末から3月始めの生まれの人は、特に慎重になって。プライベートは楽しいことが多いよう。趣味が上達してプロの領域にまで高められていく人も多いようです。アーティスティックな才能開花の季節です。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:ゴーティエ・カプソンのチェロ名曲集『エモーションズ』

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青石ひかり
ナビゲーター
青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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