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2025.10.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2025年10月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2025年10月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:酒井恵理

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2025年10月1日~10月31日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

内省的な季節。外側に向けてフルにパワーを発揮してきた人は、しばし立ち止まって心の内側に目をむけるタイミングです。3月あたりから、生き残りをかけた戦いを続けてきて、過酷な夏も「負けるものか」と頑張り続けた牡羊座。ハイテンションだったときは麻痺していた心身の疲労や「本当は傷ついていた」さまざまなダメージが表面化してきそう。無理せず養生を。近くにいる蠍座や山羊座は、あなたに「もっと戦えるはず」と鼓舞してくるかもしれません。しかしながら、ここから無理をするとかえって思わしくない結果を残すことになり、周囲から見ても「本当は何を求めているのかわからない人」になってしまう恐れが。

10月7日に牡羊座で起こる満月は、ここから新たにどの道を行くべきか、あなたに気づかせてくれそうです。10月22日には、ファンタジーと妄想の星・海王星があなたの星座から去り、再び戻ってくるのは1月27日。この期間はスピードを緩め、ある程度周囲と足並みを揃えるのがよいでしょう。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:オルガニスト、オリヴィエ・ラトリーが奏でるクラシックの名曲集『ヴォヤージュ』。

牡牛座(4月21日~5月21日)

牡牛座が得意な「時間をかけてじっくり成就させる」作戦が成功しやすいときです。今年のどぎついほどの急な「世の中の変化」についていけず、今後の方針を立てることが困難になっていた人も、ここに きて周囲にたくさんの味方がいたことを知り、安心して活動していけます。せっかちで好戦的な相手に対しては、ある程度距離を置くか、巻き込まれないように「NO」の意思表示をすること。和やかな気持ちでいられる仲間を選んで、キャパシティ以上のものを求められる環境からは離脱してOK。牡牛座のデリカシーは「正しい」ので、自分の感覚に自信をもって。

支配星・金星は10月14日から労働のハウスに入り、日々の「定番のお仕事」が高く評価され、報酬も上がっていくとき。身だしなみをつねに整え、細部に「自分らしさ」を加えて。手紙やメッセージなどを書くときは、出来るだけ綺麗な文字を書くことを心がけると〇。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: チェロの宮田大とギターの大萩康司による『atelier』

双子座(5月22日~6月21日)

支配星・水星が日常と労働のハウスに入り、火星と合流。器用さより、粘り強さや一本気な心意気が求められる季節です。合理的に進めたい、という気持ちが先走りすぎると、大切なプロセスを端折ってしまいそう。最新のツールは便利ですが、改めて伝統的なやり方の良さにも目を向けてみたいときです。

コミュニケーション面では、独断場にならないよう注意を。反射神経の良さではだれにも負けない双子座ですが、「一呼吸おいてから話したい」人も周囲にはいるはず。言葉以外のメッセージやサインも見逃さないで。

10月14日以降は、金星が吉配置に移り、公私ともに楽しいことが多くなりそう。この時期、双子座に新たなインスピレーションを与えてくれるのは「色気のある人」。それはあなたにしかわからない特別な色気なのかもしれません。「成熟した人」の社交術やエレガンスにも敏感になって。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:ホセ・カレーラスが歌う『鳥の歌〜カタロニアの歌』

蟹座(6月22日~7月23日)

多忙な日々が続いていますが、ここからは持久戦と心得て、体調とメンタルを整えながら進んでいって。注目度はさらにアップし、世の中から「求められている」と実感する場面が急増しています。最高のパフォーマンスを継続させるためにも、アップダウンの激しさをセーブして。仕事面でのリアクションは早め早めが〇。貯め込んだり滞ったりすると、信頼関係に傷がつきやすいときです。

コミュニケーション面では、蟹座の身内志向が強くなりがちで、異質な人を排除したいという本能が浮き彫りに。リーダーシップを取る蟹座は特に、偏りのない態度をキープする努力を。価値観の違う人、リズムや波動が違う人に対しては、ある程度鈍感になったほうがスケールの大きな人間関係が築けます。何かを伝えるときには、遠回りに「気づかせる」やり方ではなく、きっぱりと言葉にしたほうが効果的でしょう。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:五嶋龍『リサイタル』

獅子座(7月24日~8月23日)

2025年、暑さが一段落するまでの季節は、獅子座にとって「視野を狭めて」自身の活動に集中していくときでした。そこにはファンや支援者、力強いビジネス・パートナーの存在があり、多くの友人があなたに協力していたのです。9月下旬に難しい配置に移った火星は、獅子座の王権に少しばかり反省を求め「相手が何を感じ、不満に思っているか」を考えさせます。成さねばならぬ、と力をフル稼働させてきた獅子座ほど、この秋は自分をリラックスさせ、中庸の態度を心がけて。

10月7日に理想のハウスで起こる満月は「ある程度のところまでやり切った」という満足感を与えてくれそう。目に見える形の勝利に届かなかったとしても「十分に理想を追い求めた」という充足感はあったのではないでしょうか。10月22日には逆行中の海王星が義務と日常のハウスに入り、獅子座に「責任ある態度」「誠実な対応」を求めてきます。感覚でわっとやり過ごしてきたことも、ここからは理性的・論理的に取り組んでいくことになるでしょう。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:ツィメルマン&ラトル指揮ロンドン交響楽団『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集』

乙女座(8月24日~9月22日)

9月22日の乙女座新月は、あなたの精神に大きな揺さぶりをかけていたかもしれません。ここで何かを断ち切ったり、新しい目標のために誓いを立てた乙女座も多かったはず。2025年の残りの3か月は、乙女座にとって徹底した断捨離と「再設定」の期間となります。あなたの本質を曖昧にさせてきた「余計なもの」を切り捨て、シンプルになって再スタートを切るタイミングですが、それが本格的に施行されるのは2026年の1月以降になるでしょう。

10月は財政面でのラッキーもあり、何かと賑やかで「楽しめる」月。人気運もあり、他人から好かれている自分を好ましく思えるシーンも多いはず。そうした楽しさは刹那的なものであり、この人生を内容のあるものにするためには、まだ行っていない冒険があります。逆行中の海王星がパートナーのハウスに入る10月22日以降、愛の問題が再燃し、孤独を貫くにせよ依存心を肯定するにせよ、乙女座の本心は隠せなくなってきます。キーワードは「未知」と「冒険」。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム:メゾソプラノのチェチーリア・バルトリとチェリストのソル・ガベッタによる『ドルチェ・デュエロ』

天秤座(9月23日~10月23日)

太陽があなたの星座に入り、収穫の季節が始まりました。種をまき、水を与えて育ててきたものを刈り取り、繁栄を祝うときです。長期的に見ると、2020年から天秤座は浮き沈みの激しい時間を過ごし、社会に対して自分をいかにアピールするかという課題に向き合ってきました。2025年に入り、対人関係のハウスに次々と天体が入ったことで、天秤座は「他者にも自分にも勝つ」というタフネスを手に入れ、現在の地位を築いてきたのです。10月は大いに祝い、勝利を味わって。それと同時に、「次世代に譲る」「掴んだものを手放す」という作業も、これからの天秤座の課題に。他人の会話を遮ってまで自己主張しなくても、自然のままであなたは認められています。

10月21日は天秤座で新月となり、突然自分が生まれ変わるような出来事や気づきが起こりそう。やや戦闘的になっていたあなたの性格が、穏やかさや優雅さを思い出すタイミングでもあります。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:ハンヌ・リントゥ指揮/フィンランド放送交響楽団『リンドベルイ作品集』

蠍座(10月24日~11月22日)

現在、副支配星・火星があなたの星座を進行中。10月7日には水星が、10月23日には太陽が蠍座入りし、いよいよ秋は深まり世界は蠍座のカラーに染められていきます。「蓄えること」「伝えること」「遺すこと」が蠍座の使命で、それゆえに蠍座の人生には時間とお金の無駄がなく、特定の他者とのつながりが深くなっていきます。10月14日からは支配星・冥王星が順行に切り替わり、いよいよ蠍座の生き方はシンプルになっていくでしょう。逆行は5月5日から始まっていたので、その頃から停滞していたことは、どんどん前進していきます。問題解決の鍵となるのは「本能」と「正直さ」。

コミュニケーション面では、蠍座で水星と火星が接近するため、自己防衛が強くなり、他人の努力や価値を素直に認めない傾向も出てきそう。黙々と「行動で示す」あなたですが、水星が射手座に抜ける10月29日までは、言葉による攻撃を控えるよう注意して。愛情面ではジェラシーが過熱しやすい傾向もあり、節制と感情のコントロールが必要です。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:『ミッシャ・エルマン・プレイズ・チャイコフスキー&ヴィエニャフスキ』

射手座(11月23日~12月21日)

クリエイティブ面が活性化されていますが、同時に「家族」「家庭」に関する課題も顕在化しています。社会活動とプライベートの比重をとるのが難しいときですが、身近な仲間を頼って乗り切って。創作面では、射手座の独壇場。あらゆる面で未来を任されているのがあなたなので、過去に射手座のアプローチを理解できなかった人々も、ここにきてその貴重さを尊重するでしょう。リーダーシップの面でも、十分な経験を積んだ射手座だから発揮できるパワーがあります。

今まだ、社会的なポジションが与えられていないという射手座も、間もなく夜明けはやってくるので楽しみに。特に仕事では、射手座の持つ高い専門性や崇高な精神性が評価されます。それは料理であったり、整理整頓であったり、ごく日常的なものにまで及び、射手座にこそ表現できる「完成度」があるのです。どんなジャンルにおいても、プロ意識は発揮できます。皆を驚かせて。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:サロネン&ロサンゼルス・フィル『ルトスワフスキ交響曲全集』

山羊座(12月22日~1月19日)

山羊座の「強さ」を発揮していける季節。太陽はキャリアと重責のハウスに昇り、あなたの野心と「完成を見たい」という願いはピークに。火星も山羊座の炎に薪をくべる配置にあり、毎日くたくたになるまで働かないと、生きた実感が湧かないかも。その成果は目に見える形でもたらされますが、気づかないうちに心身に負荷を与えている可能性も。最低限の休みはしっかり取って、不調を感じたらすぐに検査を。

突出したあなたの情熱は、周囲にも大きな影響を与え、年下世代とは不協和音が生じるかもしれません。あなたにしてみれば後輩の生ぬるい仕事ぶりはまったく評価に値しないかもしれませんが、ある程度の譲歩は必要となるでしょう。アドバイスは「警告」口調にならないよう、ユーモアや思いやりもプラスして。ありあまる集中力を、新しい趣味やスキルアップに使うのは効果大。過酷な練習や勉強も、あなたなら娯楽に変えられます。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム:イアン・ポストリッジ&アントニオ・パッパーノ『シェイクスピア・ソングズ』

水瓶座(1月20日~2月18日)

2025年も残り3か月を切り、あなたにとっては「呆然自失」の時間が過ぎていったかもしれません。水瓶座にいる冥王星は5月5日からえんえんと逆行し、前に進みたい水瓶座を全力で引き止める周囲との葛藤が続いていました。10月14日にはようやく冥王星逆行が終わり、一年のほとんど辛酸をなめていた水瓶座にとって「厄が明ける」感覚があるでしょう。10月は太陽も仲間の風の星座にあり(10月23日まで)、アーティスティックな趣味やエンタメを楽しめます。美的感覚が鋭い水瓶座ですから、インプットしたことをすぐに実生活や仕事に活かしていけるはず。何より、あなたを慢性的に苦しめていた「正体不明のイライラ」から解放されるので、自然と人気運も上がり、ビジネス・チャンスも殺到するでしょう。

仕事面では、ひとつの山場が待っています。水瓶座が継続してきた「アイデンティティを明確にして取り組む」という姿勢が、ここにきて大きな評価を得るでしょう。もはや軽薄なトレンドとは関係のない、水瓶座の「不動のアティテュード」が荒海の波しぶきに耐える岩のように周囲には見えてくるのです。「まだ光は見えてこない」という人も多いかもしれませんが、あなたがそう思うだけで、事態は夏場よりも格段に良くなってきています。ある程度力を抜いて、周囲と笑顔で対話することも開運の早道。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:レオンタイン・プライス『パーソナル・チョイス』

魚座(2月19日~3月20日)

今月は「蘇る」「再び出会う」がテーマです。逆行中の支配星・海王星は10月22日に魚座にリターンし、10月ははじまりから魚座のロマンティシズムや妄想力が活き活きしてくるのを実感するでしょう。あなたの生きる場所は、何らかの形で「虚構」と関わっていることが多いでしょう。現実的な職種であっても、あなたのパフォーマンスはそこに居合わせた人を夢の世界へ運ぶ魅力を放っています。

大きな責務を負っていた魚座は、今年の残り3か月あまりを、グランド・フィナーレに向けて使うことも多いでしょう。スポットライトを浴び、花束を受け取ってください。コミュニケーション面では、不思議なテレパシーで通じ合えるときで、初対面の相手でも一瞬にして「敵か味方か」がわかってしまいそう。食べ物に不純な添加物が多く入っていたり、腐敗が始まっていたりすると「おかしい」とすぐに気づくのが魚座。今月は再会のシーンも多く、ビジネスや友情面でのつながりを復活させることもありそうですが、「以前とは違う」「何かおかしい」と思う相手は、嗅ぎ分けられそうです。それは、あなた自身が進化していることの現れでもあります。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:クラウディオ・アラウが弾く『ショパン:スケルツォ(全4曲)/幻想ポロネーズ』

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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