牡羊座の2025年下半期の運勢&あなたと同じ星座の作曲家は?
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
パワーを内に秘めた革命期。こつこつの先にブレイクが待つ!
2025年後半の牡羊座は、じっくりと足場を固めながら周囲と調和し、混沌とした時代に負けない戦闘パワーを蓄えていく時期に入ります。
2025年前半は、海王星という「まやかしの星」と土星という「プレッシャーの星」が立て続けにあなたの星座に入ったため、「いつもの調子でやってもなかなか結果が出ない」「同じ場所で足踏みをしている」感覚にとらわれることがあったかもしれません。
12星座のスターターである牡羊座は、本来無邪気で恐れを知らぬ「赤ん坊パワー」の持ち主なのですが、今まで肯定されていたキャラクターがそれほど歓迎されなくなったり、立ち止まって反省しなくてはならなかったりと、異例の「不自由感」を感じることがあったのでは?
下半期、土星も海王星もまだあなたの星座に居座りますが、心に影を落とすようなプレッシャーに関しては一時的な問題で、9月23日以降に支配星・火星がパワフルな配置で動き始めると、あなたの評価もふたたび上がってきます。過去の自分を乗り越えて「大人の判断ができるような意識」を備えましょう。視野を広げ、無謀なギャンブラーにならず、周囲に感謝する心を養って。9月下旬からバイオリズムは上がり、中途半端にしていたこともゴールへと到達させることが可能に。
「ごく親しい仲間」「パートナー」「家族」は下半期の牡羊座の基盤を作るためにもっとも重要な人々です。生活そのものも、規律とリズムを大切にして。土星があなたのもとから逆行で抜けていく9月2日以降は、以前のような自由がやってきますが、楽観的になりすぎると過失や仕事上の低評価がペナルティとして与えられます。順調にこつこつと使命に集中していれば、11月上旬から12月中旬にかけて、かつてないほどのブレイクを果たすでしょう。ネガティヴで不安を煽るニュースには深入りせず、自分の内側から湧き出てくるパワーに意識を向けることです。
【牡羊座の作曲家】J.S.バッハ
「音楽の父」バッハの作品と生涯は、典型的な牡羊座の特徴を有しています。開拓精神が旺盛で、滅多に人が行けない霊峰の頂に、最初に旗を立ててくる人です。音楽の宇宙観をまるっと手中におさめた各種の「曲集」「全集」(シリーズ)を書けたのは、「まず光ありき」のはじまりの宇宙感覚をもった牡羊座の、天才性のなせるわざです(「ゴルトベルク変奏曲」はとくにに圧倒的です)。
舞曲集が多いのは当時の社会の要請でもありましたが、牡羊座の身体感覚には「リズム」は欠かせないもので、この世に生まれたばかりの魂が、身体をもった喜びを「動き」で表現しているかのようです。バッハにおいては、ゆったりとしたテンポの曲の中にも、独自の運動感が脈打っています。
電車も自動車も飛行機もなかった時代に、徒歩で何日もかけて音楽会を聴きにいったというエピソードも、「苦労を苦労と思わず頑張ることが好き」な牡羊座ならでは。子だくさんで、奥さん以外の女性には手を出さなかったというモラリストぶりも、牡羊座の善き面を表しています。
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