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2020.04.05
気まぐれ音楽カレンダー♪

118年前の今日、ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》(ピアノ原曲)初演!

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1912年撮影のラヴェル

1902年4月5日、ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》が初演されました。サル・プレイエルで開催された国民音楽協会のコンサートで、リカルド・ビュニスが演奏しました。

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ビュニスはパリで活躍していたカタルーニャ出身のピアニストで、この作品以外にも、《古風なメヌエット》や《水の戯れ》など、数多くのラヴェル作品を初演しています。

《亡き王女のためのパヴァーヌ》は、1910年にラヴェル自身によって管弦楽版に編曲され、その年の12月に初演されています。

 

ラヴェル自身のこの曲への批評はなかなかきびしい。「私は欠点を大いに認めている。あまりにも明白なシャブリエの影響と、かなり貧弱な形式と」。若い頃のラヴェルにはシャブリエに傾倒した一時期があった。

『作曲家別名曲解説ライブラリー ラヴェル』(音楽之友社)109-110ページより

 

代表作のひとつとして広く知られる作品ですが、作曲当時22歳だったラヴェル本人の評価は辛口だったのですね。

パヴァーヌは、16〜17世紀にヨーロッパの宮廷で楽しまれていた舞踏の一種。ラヴェルはほかに、《マ・メール・ロワ》の第1曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」も作曲しています。

『作曲家別名曲解説ライブラリー ラヴェル』(音楽之友社)
作品別に、基本的な情報から創作背景までまとめられている。さらに、豊富な譜例による楽曲解説で、理解を深めることができる。

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