読みもの
2025.05.23

今週の音楽家の名言【作・編曲家、指揮者 天野正道】

Webマガジン「ONTOMO」でインタビューをした音楽家の記事から、心に響く名言をお届けします。今週は作・編曲家、指揮者の天野正道さんの名言をどうぞ。

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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音楽を聴くのは楽しい、音楽を演奏するのはもっと楽しい、音楽を作るのはもっともっと楽しい!

――「ONTOMO」2024.08.14 インタビューより
天野正道~吹奏楽との出会い、仕事、魅力を語る【前編】

吹奏楽や映画音楽など、多彩なジャンルで活躍し、多くの演奏家・聴き手に親しまれている作曲家、天野正道さん。
この言葉には、音楽と向き合うことの本質的な楽しさが、段階を追って、まるで音楽そのもののように広がっていきます。

音楽を聴いて心が動いたことのある人は多いでしょう。
さらに、自分で演奏してみたとき、音楽はもっと身近に、もっと生き生きと感じられたはずです。
そしてもし、自分の中から音を生み出して“つくる”という体験をしたら。そこには、想像を超える楽しさが待っているのかもしれません。

白紙の五線譜に音符を並べながら、自分の気持ちや風景を音にしていく。
天野さんの言う「もっともっと楽しい!」は、そうした創作のよろこびに満ちています。

音楽は、聴くだけでもすばらしい。でも、ちょっとだけ勇気を出して、自分の音を奏でてみたとき。その一歩が、あなたの中の「もっと楽しい」を開く鍵になるかもしれません。

天野正道(あまの・まさみち)

秋田市生まれ。国立音楽大学作曲科首席卒業武岡賞受賞。同大学院作曲専攻創作科首席修了。卒業後豪州に赴き日本人で初めてC.M.I.をマスター。
1984年国内で一番初めにCDを製作したアーティストとなる(TPO1)
1992年から現在まで続いている国立ワルシャワ交響楽団、ヴェルサイユ室内管弦楽団、ハリウッド・エンジェルシティ・オーケストラ、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などでの自作曲の録音指揮、Warsaw Brass、Trio Classic、Paderewski Festivalよりの委嘱を受けるなど国内外で活動する。また、吹奏楽作品は2003年,2005年WASBE、2004年、2006年Midwest Clinicなどでも演奏されている。第62回秋田わか杉国体、第59回全国植樹祭の音楽総監督を務める。
第23回(おもちゃ)、24回(バトルロワイアル)日本アカデミー賞音楽部門優秀賞受賞。第10回日本吹奏楽学会アカデミー賞受賞(作、編曲部門)。

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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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