わたしの毎日ONTOMOスタイル!vol.1/音楽之友社・編集部担当常務取締役 大谷隆夫

自宅が毎日ライブ会場!

読みもの
2018.04.02

仕事、学校、家事、育児…… 忙しい毎日の中で、音楽を楽しみたいけどなかなか手が出ないという方は多いかもしれません。でも一度その世界に入ってしまえば音楽は一生の友! 様々な関わり方や楽しみ方があります。毎日の生活に音楽をONしている人たちのスタイルを覗いてみませんか?

大谷隆夫 音楽之友社 編集部担当常務取締役
大谷隆夫
大谷隆夫 音楽之友社 編集部担当常務取締役
東京生まれの東京育ち。田舎に憧れ、自給自足を夢見るオジサン(多分無理)。中近東の転勤を命ぜられ広告会社を退社し、現在の出版社に就く。FM誌の編集を経験した後休刊と同時...

 物心がつくころから家庭にはいつも音楽が流れ、海外出張の多い父親が行くたびに買ってきたLPを無意識のうちに聴いていた。小学校2、3年生だっただろうか? そのころから家にはサンスイのセットステレオ(当時コンポーネントはまだありません)が置かれ、対峙して聴くというよりはいつも生活の中で音楽が流れていたのをよく覚えている。当時自分の将来の人生設計できっと音楽との結びつきが必須のものになるだろうなと思っていた。

1階のリビングルームのオーディオは、月刊誌「ステレオ」の企画、年間最優秀コンポに選ばれた製品ばかり。

 高校へ入学、ビートルズの武道館公演を体感して人生の糧は音楽でと思い込み、3年生からドラム演奏に打ち込んでいた。自分の行く先の将来を暗示していたが、幸か不幸か、就職先は広告会社での営業マン。そこで初めてというか本格的にクラシック音楽と交わることになり、FM番組「TDKオリジナルコンサート」を担当。武満徹の委嘱作品を公開録音した初演がラジオ部門芸術祭大賞を受賞したことを、昨日のことのように覚えている。

1966年、日本武道館で行われた伝説のザ・ビートルズ日本公演。今でも大切に保管してある半券とパンフレット。

 職場を変え音楽之友社で働くことになり、この歳になる今でも音楽は自分の良きパートナー。辛いときにはこの音を、幸せのときに聴く音楽はこれ、元気になりたいときはこのアルバム、と今でも作品を聴くたびに、そのときの情景が浮かび上がる。自宅ライブラリーには1万枚を超えるCDがジャンル別に収まっているが(残念ながらLPは結婚してマンションに移り住むときにすべて処理してしまった。悔やまれる!!)、そのうちクラシックは1割程度。圧倒的にソウルとロックが主流。最近は50、60年代のジャズにハマっている。

2階の各部屋では、天吊りでボーズの製品をならしている。

 体の中まで染み渡る音楽に触れることを至福の喜びとしているので、家でもいつも自然に聴けるようにと、1、2階のどこの部屋にもスピーカーを配置して、音の洪水を楽しみ、ちょっとしたライブ会場の趣かな。うん、まさに“音楽っていいなぁ、を毎日に。” を身をもって体感している一人である。

1階の音のライブラリーは大工に頼んだこだわりのもの。
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