ファビオ・ルイージの余談
音楽家を撮りつづけるカメラマンたち。写真の背後にはどんな物語があるのだろうか。撮影者自ら音楽シーンを語ります。
1971年、東京生まれ。東京でのスタジオ勤務などを経て90年代後半、人物ポートレート、ニュース写真の撮影からカメラマンの道へ。ほどなくして、父(故堀田正實)、叔父(故...
ファビオ・ルイージ(指揮者)
チューリッヒ歌劇場の音楽総監督やメトロポリタン・オペラの首席指揮者などを務める、イタリアの指揮者、ファビオ・ルイージ。
音楽家の取材では、作品や演奏以外の話題から、その人のキャラクターが現れてくることが珍しくありません。
私のカメラを興味深げに見ていました。
夫人が写真家であることを知っていたので、「奥さんが使っているカメラは何ですか?」と尋ねてみました。
「ライカなんだよ」と言って、笑顔になった瞬間をパシャリと撮らせていただきました。
グラミー賞、エコー・クラシック賞受賞。
チューリッヒ歌劇場の音楽総監督、メトロポリタン・オペラの首席指揮者を務める。2016シーズンより、デンマーク国立交響楽団(DNSO)の首席指揮者に就任。
2016/2017シーズンの幕開けには、DNSOでマーラーの交響曲第9番を指揮。これに加えコペンハーゲン、カリフォルニアでは、マーラーのその他の交響曲や、デボラ・ヴォイトとの共演によるワーグナーの作品を指揮する。
またカリフォルニアでのサンフランシスコ交響楽団他、メトロポリタン・オペラでは《ドン・ジョヴァンニ》と新演出による《ウィリアム・テル》を指揮、首席指揮者としての6年間におよぶ任期の最終シーズンを締めくくる。チューリッヒ歌劇場では、新演出による《微笑みの国》の他、《ドン・カルロ》《仮面舞踏会》《ローエングリン》のリバイバル公演を指揮する。フィルハーモニア・チューリッヒとのプログラムは、アンネ=ゾフィー・ムターを招いてのドイツ・ツアーや、複合的な舞台演出(バレエとのコラボレーション)によるヴェルディの《レクイエム》など。同シーズン中には、フィラデルフィア管弦楽団、NHK交響楽団、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、フィレンツェ歌劇場(2018年春に音楽監督に就任予定)などを指揮する。
日本においては、NHK交響楽団に定期的に客演しているほか、PMFの芸術監督を2010-2012年の間務めた。セイジ・オザワ・松本フェスティバルは2014年より毎年参加している。
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