募集から審査までオンラインで完結 ホルン奏者のための「Japan Horn Audition 2020」開催
JHA 実行委員会(運営委員長・福川伸陽)では、演奏活動へのモチベーションを向上させ、自己研鑽に一層励むための 活性剤として、2020年8月にオンラインでのホルン・オーディション「Japan Horn Audition2020」を開催する。
新型コロナウィルスの影響で演奏活動を制限されるなか、募集から審査まですべてオンライン上で実施することで、優秀なホルン奏者を選出し、広く紹介することを目的としている。
運営委員長の福川伸陽は、「オーディションを受けてくれる人にメリットしかないようにしました」とコメント。「ほんの少しの勇気と時間を使えば、ホルンがもっと楽しく、上手くなれるチャンスがここにあります。皆様の演奏を聴けるのを楽しみにしています」
【開催部門】
カテゴリーI: 中学生部門、高校生部門、一般部門(大学生以上、アマチュア演奏家が対象
カテゴリーII: 演奏家部門(主な対象は音楽大学在校生・卒業生、フリーランス演奏家)
【選考日程】
第一次審査 受付:受付中〜2020年8月2日(日)24時締切/結果発表:2020年8月9日(日)
第二次審査 受付:2020年8月9日(日)~16日(日)24時締切/結果発表 2020年8月23日(日)
本選受付:2020年8月23日(日)~29日(土)17時締切/結果発表 2020年8月30日(日)
【審査委員】
審査委員長: 丸山 勉(武蔵野音楽大学 准教授)
審査員(北から順に): 島方晴康(札幌交響楽団)、津守隆宏(名古屋フィルハーモニー交響楽団)、村上 哲(京都市立芸術大学 准教授)、倉持幸朋(広島交響楽団)、阿部雅人(沖縄県立芸術大学 教授)
特別審査員: 下野竜也(指揮者)
運営委員長・審査員: 福川伸陽(NHK 交響楽団)
【演奏楽器】
ホルン(一般的に流通しているホルンであること)
【選考方法】
すべて動画審査。第一次・第二次審査を経て、本選にて入賞者を決定。第一次および第二次審査の自 由曲は、演奏方法も自由。曲のカット、伴奏の有無も任意。ソロ演奏、多重録音、打ち込み伴奏など も可能。ただし、複数名でのアンサンブル演奏は不可。 応募動画の音質は、お手持ちのスマートフォンの機能で十分です。審査はデータ加工技術ではなく、 あくまで演奏の音楽性・演奏技術を軸に行います。
※各部門定員 100 名/先着順、定員に達し次第締め切り
<第一次審査>
カテゴリーI 自由曲(3分程度~5分以内)を一曲演奏
カテゴリーII オーケストラスタディ
<第二次審査>
カテゴリーI 自由曲(第一次審査とは異なる3分程度~5分以内の曲目)を一曲演奏
カテゴリーII バッハ:無伴奏チェロ組曲から任意の一曲、および、ホルンのレパートリーから自由 に選曲した一曲(ただし、上記のバッハと合わせて合計 12 分以内)
<本 選>
カテゴリーI
中学生部門 サン=サーンス: ロマンス Op.36 もしくは、モーツァルト:ホルン協奏曲第 1 番 K.412 より 第 1 楽章
高校生部門 モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447より第1楽章(カデンツァなし)および、自由曲(ただし、上記のモーツァルトと合わせて合計 10 分以内)
一般部門 自由曲(第一次・第二次審査とは異なる5分程度~10分以内の曲目)を一曲
カテゴリーII
モーツァルト:ホルン協奏曲第 2 番変ホ長調 K.417 より第 1 楽章および、オーケストラスタディ
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