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2026.01.19
2026年1月24日ヤマハホールでヴァイオリン・ソナタ4曲のデュオ・リサイタル

三浦文彰(ヴァイオリン)&清水和音(ピアノ) 最強のデュオが贈るシューベルトの世界

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

左から)三浦文彰©Masahiro Uto、清水和音©Yuji Hori

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ソリストとして、また近年は指揮者や音楽祭のプロデュースなど世界を舞台にその才能を発揮するヴァイオリニスト・三浦文彰と、完璧なテクニックと豊かな音楽性を兼ね備えた日本を代表するピアニストの一人・清水和音によるオール・シューベルト・プログラムが、1月24日ヤマハホールで開催される。

今回の曲目は、若きシューベルトの歌心溢れる作品「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」3曲と、グラン・デュオとしても知られている「ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲」。

「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」3曲は、シューベルトの最初の傑作歌曲《魔王》が作曲された翌年、1816年に作曲された。このころの室内楽作品は、シューベルト家における家庭音楽会のような自分たちの楽しみのために作られたもので、ヴァイオリンを得意としたシューベルト自身も参加したことだろう。作曲家が本来もつ旋律性や歌謡性にあふれた作品群だ。

その翌年に書かれた「ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲」は、シューベルト20歳のときに書かれ、前年の3曲に比べると、きわめて充実した規模の大きな作品となっている。このころすでにピアノ・ソナタもいくつか作曲していたことからピアノ・パートがとくに優れたものとなっており、ゆえに「二重奏」という名でも知られる。幸福感と旋律美にあふれた作品で、シューベルトの死後にディアベッリ社から出版された。

三浦文彰と清水和音は2024年から25年にかけて、「ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」を行ない、それに先駆けてCD4枚組の全集もリリースしている。

この一大プロジェクトを成し遂げた最強デュオが贈る、シューベルトの世界。そして名器グァルネリ・デル・ジェス「カストン」の音色を、ヤマハホールの極上の音響空間でぜひ楽しみたい。

三浦 文彰(バイオリン)
2009年世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に一躍脚光を浴びた。2018年サントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダー、2024年に宮崎国際音楽祭の音楽監督に就任。
ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、NDRエルプ・フィル、フランクフルト放送響、エーテボリ響、バルセロナ響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、ロウヴァリ、ティチアーティ、フルシャなどが挙げられる。ロンドンの名門ロイヤル・フィルのアーティスト・イン・レジデンスも務めた。室内楽公演にも心境著しく、ズーカーマン、マイスキーなどとたびたび共演。2023年には、ピリスとのデュオリサイタルも行った。
国内では、大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題になった。2024年、デビュー15周年を記念してサントリーホールとザ・シンフォニーホールでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を3回にわたり行い絶賛を博した。また、イスラエル・フィルの定期公演に出演した。2025年には、フィルハーモニア管、バンベルク響と共演。近年は指揮活動にも積極的に取り組み、スペインのアリカンテ響、東京フィル、京響、広響、山響などを指揮して好評を博す。
CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。2009年度第20回出光音楽賞受賞。2022年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出される。
使用楽器は株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1732年製グァルネリ・デル・ジェス「カストン」
©Masahiro Uto
清水 和音(ピアノ)
完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。
ジュネーヴ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年、弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。これまでに、国内外の数々の著名オーケストラ・指揮者と共演し、広く活躍している。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。
1995年秋から2年にわたって行われた、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会は、その完成度を新聞紙上で高く評価され、ライヴ録音がリリースされた。これまでにソニーミュージックやオクタヴィア・レコードなどから多数のCDをリリースし、各誌で絶賛された。2024年10月には『清水和音の芸術』と銘打たれ、そのベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集、ソニーミュージック時代、RCA時代の全てのCDが再リリースされている。
2011年には、デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏するという快挙を成し遂げた。2014年から2018年の5年間では年2回のリサイタル・シリーズ「清水和音 ピアノ主義」を開催。幅広いレパートリーで聴衆を魅了した。デビュー35周年を迎えた2016年5月には、ブラームスのピアノ協奏曲第1番及び第2番を熱演。同年4月からは、年6回の室内楽シリーズ「芸劇ブランチコンサート」を開始。デビュー40周年となった2021年秋には「清水和音 ピアノの祭典」と題し、ソロから室内楽まで4時間を超えるプログラムで大きな存在感を示した。毎年春に開催している「三大ピアノ協奏曲の響宴」では、ベートーヴェン「皇帝」、チャイコフスキー第1番そしてラフマニノフ第2番の3曲を一気に披露するなど、精力的な活動を続けている。桐朋学園大学・大学院教授
©Yuji Hori
公演情報
三浦文彰&清水和音 デュオ・リサイタル ― オール・シューベルト・プログラム―

日時:2026年01月24日(土) 14:00開演

場所:ヤマハホール

出演:三浦文彰(バイオリン)、清水和音(ピアノ)

曲目

F.シューベルト/
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調 Op.137-1, D384
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第2番 イ短調 Op.137-2, D385
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ 第3番 ト短調 Op.137-3, D408
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 Op.162, D574

チケット:7,000円

問い合わせ:ヤマハ銀座店インフォメーション03-3572-3171(11:00~18:30/火曜定休・ただし臨時休業あり)

 

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