挾間美帆のシンフォニック・ジャズとモノンクル吉田沙良が操る色彩を聴く!
3年目を迎える挾間美帆プロデュースの「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」が、7月30日(金)に東京芸術劇場 コンサートホールで開催される。
プログラムのテーマは、「スプラッシュ・ザ・カラーズ」。
挾間が常任客演指揮者を務めるオランダの名門ジャズ・オーケストラ、メトロポール・オーケストラのために作曲した同名の新作タイトルからとられており、曲目にはそのほかにも、タイトルに色が入った古今東西のジャズ・ナンバーをセレクト。デューク・エリントンや穐吉敏子の名曲、マリア・シュナイダーの作品などがラインナップされている。
出演するのは、東京フィルハーモニー交響楽団と、気鋭のジャズ・ミュージシャン16名による挾間美帆 m_big bandとで特別に編成されたオーケストラ。前述したメトロポール・オーケストラと同じ編成で、ステージ前方に東京フィルの弦楽器、後方には管打楽器とジャズメンバーを配している。クラシカルな色彩豊かな響きと、エネルギッシュなジャズの清々しさが、ブレンドされたり際立ったりするなかなか他では味わえない体験ができるだろう。クラシックとジャズの両方を学んだ挾間が、自らタクトを執る。
指揮者・作編曲家。国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。2012年にジャズ作曲家としてメジャー・デビュー。自身のジャズ室内楽団「m_unit」による3作目のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』は、米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンンブル部門ノミネートを果たす。2017年シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに、2018-19年オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・オブ・ザ・イヤーを務める。2019年シーズンからデンマーク放送ビッグバンド首席指揮者、2020年8月からオランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者に就任。
©Hikaru.☆
そして、ゲスト出演するモノンクルのヴォーカリスト吉田沙良も、同様にクラシックとジャズを大学で学び、さまざまなアーティストとジャンルを超えてコラボしている。吉田のヴォーカルが加わることで、さらにどのような色の変化が楽しめるのか、オーケストラファンもジャズファンも異色の共演を体感してほしい。
ソングライティングユニット"モノンクル"のヴォーカル担当。
桐朋学園高等学校音楽科でクラシックを、洗足学園音楽大学でジャズを学び、2011年に自身のユニット"ものんくる"(当時はひらがな表記)を結成。2017年に発売された3rdアルバム『世界はここにしかないって上手に言って』がAmazon、iTunes、AppleMusicなど各配信チャートジャズ部門1位を獲得。2020年10月にはモノンクル初となるCMソング(シチズン クロスシー)"Every One Minute"を配信リリース。さまざまなアーティストの作品やプロジェクトに参加するなどして、ジャンル問わず幅広く活動している。
日時: 2021年7月30日(金)19:00開演
会場: 東京芸術劇場 コンサートホール
曲目:
デューク・エリントン/ブラック・ブラウン・アンド・ベージュ
穐吉敏子/ロング・イエロー・ロード
マリア・シュナイダー/グリーン・ピース
挾間美帆/スプラッシュ・ザ・カラーズ(日本初演)
ほか
出演:
挾間美帆(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
挾間美帆 m_big band
池田篤、辻野進輔、吉本章紘、西口明宏、竹村直哉(サックス)
真砂陽地、広瀬未来、河原真彩、石川広行(トランペット)
半田信英、高井天音、高橋真太郎、野々下興一(トロンボーン)
佐藤浩一(ピアノ)、須川崇志(ベース)、高橋信之介(ドラムス)
ヴォーカル:吉田沙良(モノンクル)
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