特集:旅して楽しむ夏の音楽祭

一挙に多ジャンルを楽しめる音楽祭——フェスらしく街をあげて盛り上がる!

イベント
2018.06.18

とにかくいろいろな音楽を浴びたい! というリスナーにオススメの音楽祭。数日間に渡って多彩な音楽が演奏される音楽祭は、まさに「音楽を浴びる」夏にうってつけ。「仙台クラシックフェスティバル」「フェスタサマーミューザKAWASAKI」をご紹介。

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文:芹澤一美
上写真:フェスタサマーミューザKAWASAKI
一挙に多ジャンルを楽しめる音楽祭

仙台クラシックフェスティバル2018(せんくら2018)

仙台の秋を彩る風物詩「せんくら」の3日間で87公演を堪能

[開催期間]9月28日(金)~30日(日)

地下鉄沿線の4つのホール会場をはじめ、駅や街なかなど、10会場でさまざまなプログラムが楽しめる「仙台クラシックフェスティバル」は、2006年の創設以来、「せんくら」の愛称で広く親しまれているクラシック音楽のお祭り。リサイタル、オーケストラ、室内楽、アンサンブルなど多彩なコンサートが1公演1000円~2000円で楽しめるのが最大の魅力だ。子どもから大人まで家族で楽しめる公演も多く、コンサートの「はしご」が楽しめるのも「せんくら」ならでは。

今年は全87公演に21種類の楽器が登場。多彩な楽器のスペシャリストが仙台に大集合し、クラシック音楽との出会いを提供してくれる。また、仙台市太白区文化センター周辺のレストランや喫茶などでは、せんくらチケットもしくは半券を提示すると、ワンドリンクサービスや料金の割引、商品のプレゼントなどのサービスが提供される予定。

プロのオーケストラもあり、アマチュア音楽団体も数多く、3年に1度、仙台国際音楽コンクールも開催されている仙台。約150名の市民ボランティアが運営を支える「せんくら」で、ぬくもりあふれる実りの秋を満喫しよう。

イチオシ公演情報
「仙台国際音楽コンクール、第1回・第6回優勝者によるメンデルスゾーンとグリーグの贅沢な夕べ!」

仙台国際音楽コンクール優勝者の演奏を協奏曲で堪能するコンサート。チャン・ユジンが歌いあげるメンデルスゾーン、ジュゼッペ・アンダローロの多彩な音色など、コンクールファンのみならず、せんくらファンも必聴だ。

 

[日時]9月30日(日)17:15~18:15
[出演者]指揮:角田鋼亮 ヴァイオリン:チャン・ユジン ピアノ:ジュゼッペ・アンダローロ 仙台フィルハーモニー管弦楽団
[会場]仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール(宮城県仙台市泉区泉中央2-18-1)
[問い合わせ先]せんくら事務局(仙台市市民文化事業団内) Tel.022-727-1872(平日9:00~17:00)
 ※この電話番号ではチケット予約は受け付けていない
https://sencla.com

日立システムズホール仙台の前の通りは、期間中せんくら一色に染まる。そのほか、3施設を会場に開催 ©せんくら事務局
第6回仙台国際音楽コンクール優勝者、チャン・ユジン(ヴァイオリン)はメンデルスゾーンを歌い上げる! ©BONSOOK KOO
第1回仙台国際音楽コンクール優勝者のジュゼッペ・アンダローロ(ピアノ)の多彩な音色も必聴! ©Augusto Serpente
フィナーレ公演は歓喜の「第九」とエルガーの「威風堂々」。会場が1つになって盛り上がる ©せんくら事務局
小さな子どもが一緒に楽しめる公演も! 各会場に託児サービス(要申込)もある ©せんくら事務局
会場の1つである日立システムズホール仙台のコンサートホール。開場前はお客さんの列ができる ©せんくら事務局
アンケートの希望を反映した19名と4組のアーティストが今年のせんくらに初登場! 聴衆との距離が近いのも「せんくら」の魅力 ©せんくら事務局
せんくらには無料コンサートもある。その1つが街なかコンサート。9月4日(火)、14日(金)、22日(土)の3日間 ©せんくら事務局
一般市民が出演する地下鉄駅コンサート。会場の移動中にも楽しめる ©せんくら事務局
今年のキャッチコピーは「せんくら、いろいろ、ド・レ・ミ・し・よ・う・かな。」。お目当ての公演を見つけるのも、“せんくら”ならではの楽しみ方

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2018

首都圏10のオーケストラが多彩なプログラムを聴かせる

[開催期間]7月21日(土)~8月12日(日)

「音楽のまち・かわさき」を代表する音楽祭として多くのファンから愛されている「フェスタサマーミューザKAWASAKI」は、毎年約3万人のファンが訪れる一大イベント。

最大の魅力は、首都圏で活躍する10のオーケストラの個性を日替わりで聴き比べられること。クラシック、ジャズ、ポップスなどプログラムも多彩だ。オープニングとフィナーレの演奏はホスト・オーケストラの東京交響楽団。川崎市フランチャイズオーケストラでもある。

また、パイプオルガンの公演、子どもたち対象の公演、ジャズ公演もあり、時間帯も「土日祝日」「平日夜」「平日昼」と誰もが楽しめる設定。川崎市内の2つの音楽大学やジュニアオーケストラも参加し、川崎市が一丸となって盛り上げる。

さらに要注目なのは、多くのコンサートで行なわれる「公開リハーサル」や「プレトーク」、そして期間中のみ発行されるスタッフ手作り新聞「ほぼ日刊サマーミューザ」。近隣レストラン70店舗以上で期間中利用できる優待券(1ドリンクサービスや割引などの特典あり)など、ここにしかない楽しみ方を見つけて、思い出深い夏にしてほしい。

イチオシ公演情報
東京交響楽団フィナーレコンサート~祝バーンスタイン生誕100年~

ジョン・ウィリアムズの映画音楽に加え、レナード・バーンスタイン生誕100年を記念し、「キャンディード」「ディヴェルティメント」ほかのバーンスタイン作品集で華麗にフィナーレを飾る。

 

[日時]8月12日(日)15:00 ※公開リハーサル 11:30~最長13:30まで(本公演のチケットをお持ちの方のみ鑑賞可能)
[出演者]指揮:秋山和慶 テューバ:田村優弥(ミューザソリストオーディション2016合格者)ヴォーカル:幸田浩子、中川晃教 管弦楽:東京交響楽団
[会場]ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市幸区大宮町1310)
[問い合わせ先]ミューザ川崎シンフォニーホール Tel.044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2018 のメインビジュアル。モデルは東京交響楽団のメンバー(第2ヴァイオリン奏者 河裾あずさ/首席ファゴット奏者 福士マリ子/打楽器奏者 綱川淳美/首席テューバ奏者 渡辺功)
開幕を祝う、ジョナサン・ノット&東京交響楽団メンバーによるオープニング・ファンファーレ。今年は7月21日(土)に幕を開ける
同じくオープニング・ファンファーレ。ミューザ川崎シンフォニーホール 歓喜の広場にて
ファミリー向け企画「こどもフェスタ」も人気。ホール・アドバイザーでピアニストの小川典子による特別企画「イッツ・ア・ピアノワールド」はリピーター多数!  ©青柳聡
満員御礼の2017年フィナーレ公演。川崎のフランチャイズオーケストラである東京交響楽団が演奏 ©青柳聡
新百合ヶ丘の会場、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワでの出張公演も2公演を予定 ©藤本史昭
ミュージカル「キャンディード」のセレクションに登場する幸田浩子
ミュージカル「キャンディード」のセレクションのゲストに中川晃教が登場
ミューザソリストオーディション2016合格者の田村優弥。ジョン・ウィリアムズのテューバ協奏曲で独奏を務める
フィナーレの東響を指揮する秋山和慶 ©N.Ikegami
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