2月の頭は和物で~雅楽や日本歌曲の演奏会まとめ~
毎週月曜日に、編集部が気になる今週の公演を紹介するコーナー「今週どこ行く?」。
次の月曜日までの公演の中から、独断で3つに絞ってピックアップしていきます。
ご自身のカレンダーや気分と相談して、ぜひ足を運んでみて!
東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
お正月、節分と、年初は和の行事が続きます。「そういえば、初詣で行った神社で能をやっていたな」「テレビで流れていたあの和風の曲は何だろう?」と、和物に興味がわいたりしますよね。
今回は、今からいける和のテイストの演奏会をご紹介します!
2月5日(土):東儀秀樹コンサート ~悠々の音色に包まれて~
日本を代表する雅楽師、東儀秀樹さんのコンサート。東儀秀樹さんはツイッターでもさまざまな楽器の演奏や、ご家族とのセッションなど、雅な日常を発信されています。ひちりきの音色で癒されるコンサートも、日本人なら一度は体験しておきたいですね!
元旦の習慣
— 東儀秀樹 (@htogi999) January 4, 2022
聖徳太子像の前で雅楽演奏、その2
秦河勝の末裔、一族三代バージョン。90歳の母から15歳の息子まで一緒に。
その後はゆるりとお茶をたててゆっくり過ごす!#聖徳太子#秦河勝#正月#雅楽 pic.twitter.com/Pbz4fJTA4U
2月5日(土):東京楽所 第15回雅楽定期公演 国風歌舞
東京楽所(とうきょうがくそ)とは、クラシック音楽のアーティスト・マネジメントを中心に行う事務所「AMATI(アマティ)」所属の雅楽団体。1978年宮内庁式部職楽部のメンバーを主体に、有職としての雅楽ではなく、芸術音楽としての雅楽演奏を目的として結成されました。
今回の定期演奏会で取り上げるのは、「国風歌舞」(くにぶりのうたまい)。「国風」は「その国固有の」といった意味です。1000年以上続く雅楽では、中国伝来の「唐楽」や朝鮮伝来の「高麗楽」などのジャンルもあり、そうではなく、日本古来の舞ということになります。西洋音楽が普及している現代では、また違った「国風」が感じられるのではないでしょうか。
2021年の定期演奏会の映像
日時:2022年2月5日(土)14:00開演
会場:サントリーホール 大ホール (東京)
出演:東京楽所 (雅楽、舞楽)
曲目:<プレトーク>
「国風歌舞」とは
お話=木戸文右衛門(演出家・評論家)
日本伝統音楽
早韓神(はやからかみ)
其駒(そのこま)
人長舞(にんじょうまい)
詳しくはこちら
2月7日(月):ららら♪クラシックコンサート Vol.13 「美しい日本の歌 歌い継ぐ音楽のこゝろ」~童謡・唱歌・愛唱歌・日本歌曲の美しさを識る~
「花」「荒城の月」「かなりや」「ペチカ」などの日本の童謡・唱歌・愛唱歌を、クラシックに精通する高橋克典さん、金子奈緒さんの司会で、まとめて楽しめるコンサート。ライブ配信もあるので、ご自宅からでも楽しめます。
高橋克典さんは、ONTOMOでも坂入健司朗さんとの対談でお世話になりました。気になる方は、ぜひこちらの記事もご確認ください!
日時:2022年2月7日(月)14:00開演
会場:東京芸術劇場 コンサートホール (東京)
出演:錦織健、小林沙羅、今井俊輔、藤木大地、山田姉妹、ヴィタリ・ユシュマノフ、加羽沢美濃(作曲・ピアノ)、 山岸茂人(ピアノ)
高橋克典(司会)金子奈緒(司会)
曲目:「花」/「荒城の月」/「かなりや」/「ペチカ」/「この道」/「初恋」/「星めぐりのうた」/ 「秋桜」/「愛燦燦」/「いのちの歌」/「風が吹いている」/「日日草」 他
ライブ&アーカイヴ配信販売期間:
2022年2月7日(月)14:00~2月14日(月)22:00
配信プラットフォーム:
PIA LIVE STREAM
楽天チケットライブ配信
イープラス Streaming+
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