ピアニスト・角野隼斗が音楽や人との出会いを語るラジオ番組が4月7日にスタート!
2020.05.01
東京都がアーティストに創作活動支援「アートにエールを!東京プロジェクト」
山田治生 音楽評論家
1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...
コロナ禍によって、公演の中止・延期が続いているなか、東京都が、アーティストの創作活動支援のために「アートにエールを!東京プロジェクト」を立ち上げ、動画作品の募集を始める。
募集の対象は、プロとして活動するアーティスト、クリエイター、スタッフらで、動画作品の制作をした者には出演料相当として10万円が支払われる。
続きを読む
既に、「アートにエールを!東京プロジェクト」の一環として、この募集のイメージとなる動画が配信されている。
ホルンの福川伸陽、ファゴットの小山莉絵らの名手によるベートーヴェンの交響曲第7番第1楽章(管楽器合奏版)、ソプラノの小林沙羅と芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーのサクソフォンアンサンブルのコラボレーションで「アメイジング・グレイス」、村上敏明、与儀巧、宮里直樹、小堀勇介の4人のテノールの競演で「誰も寝てはならぬ」と「オ・ソレ・ミオ」など。
今の状況を反映して、リモート演奏が中心だが、いわゆる「3密」を避けるという前提を活かした、プロだからこその独創的な動画作品の発表を期待したい。
石丸幹二の朗読と鈴木優人のチェンバロ演奏による「雨ニモ負ケズ」
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
関連する記事
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2024.07.26
動画で学ぼう!日本の歌のうたいかた#4 小3で習う《ふじ山》《茶つみ》《春の小川...
2024.07.26
ブラームスを知るための25のキーワード〜その14:ピアノの腕前
2024.07.24
現代音楽界のレジェンド、I.アルディッティにきく 作曲家との50年を振り返るプロ...
2024.07.24
田中彩子~デビューから「台風の目の中」で進んできた10年、さらなる挑戦へ
2024.07.24
芸術家が愛したパリのカフェ〜ドビュッシーとプルーストが出会ったヴェベールなど5選
2024.07.22
橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談 #3 フィギュアスケートの音楽編曲と著作権
2024.07.20
福間洸太朗を変えた 現代音楽との出会い「音楽世界の水先案内人でありたい」
2024.07.18
【Q&A】次世代カウンターテナー・上村誠一さん~合唱が原点。自分らしさを大切に