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2020.05.01
東京都がアーティストに創作活動支援「アートにエールを!東京プロジェクト」
山田治生 音楽評論家
1964年京都市生まれ。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業。1990年から音楽に関する執筆活動を行う。著書に、小澤征爾の評伝である「音楽の旅人 -ある日本人指揮者の...
コロナ禍によって、公演の中止・延期が続いているなか、東京都が、アーティストの創作活動支援のために「アートにエールを!東京プロジェクト」を立ち上げ、動画作品の募集を始める。
募集の対象は、プロとして活動するアーティスト、クリエイター、スタッフらで、動画作品の制作をした者には出演料相当として10万円が支払われる。
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既に、「アートにエールを!東京プロジェクト」の一環として、この募集のイメージとなる動画が配信されている。
ホルンの福川伸陽、ファゴットの小山莉絵らの名手によるベートーヴェンの交響曲第7番第1楽章(管楽器合奏版)、ソプラノの小林沙羅と芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーのサクソフォンアンサンブルのコラボレーションで「アメイジング・グレイス」、村上敏明、与儀巧、宮里直樹、小堀勇介の4人のテノールの競演で「誰も寝てはならぬ」と「オ・ソレ・ミオ」など。
今の状況を反映して、リモート演奏が中心だが、いわゆる「3密」を避けるという前提を活かした、プロだからこその独創的な動画作品の発表を期待したい。
石丸幹二の朗読と鈴木優人のチェンバロ演奏による「雨ニモ負ケズ」
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