インタビュー
東京都交響楽団ヴァイオリン奏者・塩田脩さん「都響と石田組の両方で成長できる」

重厚な響きでアンサンブルの基盤を築くコントラバス。低音域から全体を支えるその存在は、まさにオーケストラの“縁の下の力持ち”です。新日本フィルハーモニー交響楽団のコントラバス奏者・藤井将矢さんは、実業団での経験を経て、音楽の道を切り拓いた異色の経歴の持ち主。中学でコントラバスと出会ったときの直感から、プロとして舞台に立つまで、その道のりと、コントラバスという楽器に込める思いをうかがいました。
「オーケストラの舞台裏」は、オーケストラで活躍する演奏家たちに、楽器の魅力や演奏への想いを聞く連載です。普段なかなか知ることのできない舞台裏を通じて、演奏家たちのリアルな日常をお届けします。

編集者、ライター。女性誌編集、ECサイト編集・ディレクター、WEBメディア編集長、書籍編集長などを経て現在。はじめてクラシック音楽を生で聞いたのは生後半年の頃。それ以...
——まずは自己紹介をお願いします。
藤井将矢さん(以下、藤井): 福岡県で生まれ育ちました。小学生のころは少年野球に夢中でスポーツ中心の生活。家では、バンドマンだった父がギターを弾いていて、その音に自然と親しんでいました。父に教わってギターを触るうちに、音楽の楽しさに少しずつ気づいて、中学では吹奏楽部に。最初に手にしたのがコントラバスでした。
——コントラバスを選んだきっかけは。
藤井: ギターを触っていたおかげで、弦のチューニングにはなじみがありました。実はギターの上から4本と、コントラバスの上から4本のチューニングは同じなんです。初めてコントラバスに触れたときも、ギターで弾き慣れた感覚のまま音を出せて、「これなら弾けそうだ」と思ったのを覚えています。








