彩凪翔「音楽は力を与えてくれる存在」~退団後初の舞台『フランケンシュタイン』で初めて女性役に
宝塚歌劇団の人気OGが、お気に入りの音楽について語るインタビュー連載。
第5回は、男役スターとして活躍したのち、今年の4月に退団された彩凪翔さん。2022年1月に上演する舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』に出演します。初の外部舞台で女性役に挑戦する彩凪さんが、役作りへの思いや音楽の魅力について語ってくれました。
大学卒業後、フランス留学を経て、『ELLE JAPAN(エル・ジャパン)』編集部に入社。 映画をメインに、カルチャー記事担当デスクとして勤務した後、2020年フリーに...
新しい挑戦ばかりの舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』
舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』はメアリー・シェリーのゴシック小説をオリジナルに舞台化した作品。科学者ビクター・フランケンシュタインによって生み出された名もなき「怪物」が、人間に虐げられながらも愛する人と心を通わせたいと願う姿を描く。「怪物」役を七海ひろき、科学者ビクター役を岐洲匠、怪物と心を通じる盲目の女性アガサを彩凪翔が演じる。2022年1月7日より紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、1 月 20日より COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
——舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』は、宝塚で男役スターとして活躍された彩凪さんが初めて女性役に挑戦する舞台。出演を決めた理由は?
彩凪 年明けの公演は、初めて女性役を演じるのにいいタイミングだと思いましたし、先輩の七海(ひろき)さんもご一緒とうかがい、ぜひやりたいと思ったんです。女性役を演じることについては……ドキドキです(笑)。まだスカートにも慣れないんですよ。もとは女性なんですけど(笑)。声の出し方とかも違ってくるので、お稽古をしながら本番にむけて頑張りたいと思っています!
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