''音楽で未来を切り拓く女性''を育成する
神戸女学院大学
11月6日(月)発売書籍『音楽大学・高校学校案内2024』の「現役生に聞く!音大生活レポート」では、さまざまな大学で日々音楽を学ばれている現役生からお話を伺っています。今回はそのなかから神戸女学院大学に在学中の山田さんよりお話を伺いました。
私立学校初の音楽科設立以来100年を超える歴史
1906年に、私立学校で初めての音楽科が設けられ、以来、117年以上にわたって、多くの優れた音楽家を育成している神戸女学院大学。
現在音楽学科では、器楽専攻、声楽専攻、舞踊専攻、ミュージック・クリエィション専攻という全4専攻の伝統的な教育目的のひとつである品位の高い人格形成を目指し、日々きめ細やかな指導が行われている。
2024年4月には、これまで培ってきた伝統を土台にこれらを発展改組し、質の高いレッスンで、演奏・創作の音楽表現をより深く追求する《音楽表現専攻》、音楽教育・音楽ビジネス・生涯教育・音楽実技を幅広く学び、人や社会に貢献できる人格を目指す《音楽キャリアデザイン専攻》の二専攻による教育体制に再編されることが公表されている。
今回は、 4年生の山田さんに神戸女学院大学の魅力をレポートしていただきました。
じっくり丁寧に学べる環境で新しい発見や成長を得られます
音楽学部 音楽学科 器楽専攻(ピアノ)
奈良県立奈良北高等学校出身
第6回豊中音楽コンクール大学生・一般部門第3位、
教育連盟ピアノコンクール全国大会第35回・第39回出場。
学内オーディションで選抜され、オーストリアのモーツァルテウム音楽大学に半年間認定留学。
夏季アカデミーにてディプロマ取得。
これまでに藤田知子、髙野良輔、佐々由佳里、Andreas Weberの各氏に師事。
――この大学を選んだ理由・経緯は何ですか?
山田 半年間の認定留学のチャンスがあることを知り、挑戦したいと思いました。また、自分の専門であるピアノ以外の他の専門も学べるので、自分の音楽の幅が広がると感じたからです。
――入学前と比べて、ご自身で変わったと思うことはありますか?
山田 入学前は「ピアノだけできたらいい」と思っていましたが、今では、ピアノ以外の新しい楽器との出会いや専攻分野の授業以外での新しい学びをとおして、自分の人生が豊かになったと感じています。
(左)学内での実技レッスンの様子
――神戸女学院大学に入学してよかったと思う点は?
山田 少人数制ということもあり、先生と学生、そして学生同士の距離がとても近いところです。毎日の学校生活をとても楽しく過ごせています。
――受験生に一言、メッセージをお願いします。
山田 将来のことを考えるとたくさん悩むと思いますが、どの道を選んでも間違いではないし、たとえ選んだ道で成功しなくても、それは失敗ではないと思います。自分が後悔しない選択ができることを応援しています。
日時:12月1日(金)18:30開演(17:45開場)
会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
プログラム
第1部 <ウインドオーケストラ> 指揮 八木澤教司
演奏: 神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラ
八木澤教司/優位な曲線 ~ ヴァシリー・カンディンスキーに寄せて[改訂初演] ほか
第2部 <合唱> 指揮 山口英樹
演奏:神戸女学院大学音楽学部コーラス
松下耕/Ave Maria for youth choir ほか
第3部 <オーケストラ> 指揮 松浦修
演奏:神戸女学院大学音楽学部オーケストラ
クーセヴィツキー/コントラバス協奏曲 作品3
独奏:波田野 瑞歩 ほか
日時:12月17日(日)
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