天秤座 2023年後半の運勢と朝・昼・晩に聴きたいクラシック・プレイリスト
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
世間の目より、触れられる距離にいる相手を信じて
2023年後半は「風の時代が来たはずなのに、いったんなかったことになっている」という奇妙な時間で、そのことで当惑したり、予想外の不調を実感しているのは当の風の星座に他なりません。天秤座は風の星座であり、もっと自由に羽ばたきたいのに、周囲からの理解や応援が得づらい……というハードな境地に立たされているかもしれません。
これまでのあなたは、自分のスタイルを極限まで研ぎ澄ませて「コンセプチュアル・アートとして生きる」ということをしてきたかと思います。どんな仕事や役割であれ、世間と言う観客に対して、最高に洗練されたエンターテイメントを提供しようと影ながら努力を続けてきた人なのです。2020年12月に風の時代が幕を開けたとき、天秤座は「さらに鮮やかで、自分にしか表現できないコンセプチュアル・アートを打ち出していこう」と決意したのではないでしょうか。
人間の進化は一直線には進まず、多くの天体が逆行し、「留(ほぼ止まったように見える)」の状態にある2023年夏、やる気や自信を大きく奪われてしまった天秤座は少なくないかも。8月28日からは苦手な火星が天秤座に入り、気の進まないバトルに参戦させられる可能性も。
6月から安息のハウスに逆戻りした冥王星は今年いっぱい同じハウスにとどまり、天秤座の人生に破壊と再生の作用を及ぼしてきます。プライベートのライフスタイルは、定着させていくために試行錯誤を繰り返していくことになりそうです。家族との関係も同様です。
2024年1月まで、ままならないことも多いのですが、あなたは周囲から愛され、守られています。漠然とした「世間」からフェアに扱われていないと感じても、それは錯覚だと思ってOK。触れられる距離にいる相手のみを信じることです。
朝に聴くクラシック
サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付》
昼に聴くクラシック
バッハ:平均律クラヴィーア曲集
夜に聴くクラシック
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付き》
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