山羊座 2023年後半の運勢と朝・昼・晩に聴きたいクラシック・プレイリスト
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
「備える」はもう手放していい宿題
現在、あなたのもとには6月中旬に戻ってきた冥王星がいて、2023年後半を通してあなたの星座にとどまります。2008年から2023年3月まで冥王星は山羊座にいたため、この天体の強力な「破壊と再生のパワー」についてはよく知るところでしょう。
2008年からの15年間、あなたは普通の人では耐えられないような哀しみや辛さを立て続けに経験してきたかもしれません。ふたたびやってきた冥王星があなたに与えるのは、ズバリ「圧倒的勝利」。長い時間をかけて強く賢くなった山羊座は、ここで真剣勝負をかけ、生ぬるい敵たちを打ち負かしていきます。
2024年以降、穏やかに生きるためにもそうする必要があり、誰かが止めに入ってもそう簡単には引き下がらないかも。2023年後半、人々の価値観は両極端に分かれやすい時期になります。山羊座についてくる味方も多いはずですが、場合によっては孤軍奮闘もあるでしょう。夏至から8月後半にかけては、バトルが過激化する可能性も。
秋風が吹いてくる9月頃からは、自然と「もう少しソフトなやり方でいこう」と方針を変えていくことに。周囲は極端にスローで、あなたの提案する案件に乗ってこないことが多いのですが、一人で暴走してもエネルギーを消耗するだけ。相手が変わらないのなら、あなたが変わったほうが話は早いかも。「戦略的カメレオン」を演じられるのも、魔法使いである山羊座の特権です。
山羊座が過去10年、20年というスケールで頑張り続けて理由のひとつに「備える」ということがあったかも。目に見えるものは、ある程度備えることができたかもしれません。「備える」はもう手放していい宿題です。
2023年12月は不思議な霊感・第六感に恵まれる月ですが、そこを見逃さずに謙虚でいれば、2024年も豊かな実りの年になるでしょう。「気がすむまでやった」後のあなたの表情は、キラキラと晴れやかになっているはずです。
朝に聴くクラシック
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》
昼に聴くクラシック
チャイコフスキー:交響曲 第3番《ポーランド》
夜に聴くクラシック
フォーレ:劇音楽《ペレアスとメリザンド》
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