クラシックの未来を担う若手指揮者に、先輩指揮者から薫陶! NG集で締めくくる最終回
日本を代表する指揮者の下野竜也さんから、「実力もキャリアもあるけれど、披露の場がまだまだ少ない若手指揮者を音楽ファンに紹介したい!」と小社の看板雑誌「音楽の友」にご提案いただいた企画の第3回。ONTOMO編集部は連動して、実技とNG集の動画でご紹介します。
今回も、広上淳一さん、下野竜也さんという日本を代表する先輩指揮者と、同僚たちが見守るなか、東京音楽大学のオーケストラを若手2名、沖澤のどかさんと阿部未来さんが指揮。最後のまとめは高関健さんが入っての名言集!
1969年生まれ、鹿児島県出身。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年イタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮...
ラスト2名が指揮台に上る!
指揮者、下野竜也さんの発案で総勢10名の指揮者が集った「指揮者ミーティング」。若手指揮者7名は、すでにプロのオーケストラを指揮したり、副指揮者やアシスタントとして仕事をしているが、より多くの音楽ファンに応援してもらうきっかけになればと、先輩指揮者の高関健、広上淳一、下野竜也が動いた。
会場は、東京・池袋にある東京音楽大学。
第2回では、元会社員という異色の経歴をもつ河上隆介さん、ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールでの優勝歴のある石﨑真弥奈さん、バイエルン州立歌劇場で研鑽を積んだ宮崎県出身の山脇幸人さんの3名をご紹介した。
そして最終回となる今回は、一度は指揮の道を諦めかけたけれど、2018年の東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位を獲り、華やかに返り咲いた沖澤のどかさんが、ベートーヴェンの交響曲第1番の第4楽章を、ピアノを専門に学んだあとに指揮の世界へ踏み出し、神奈川フィルの副指揮者を4年間務めあげた阿部未来さんは第1楽章にチャレンジ。
この企画のトリとなる演奏に、乞うご期待!
第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第1位! 沖澤のどか
神奈川フィルハーモニー管弦楽団副指揮者を4年間務め上げた、阿部未来
情熱的な指揮ぶりの裏側では、こんな会話もなされていた:おまけのNG集
先輩指揮者から、後輩たちへのメッセージ
高関健(たかせき・けん)
楽譜をよく勉強してください。それが最終的には、いちばん助けになるでしょう
広上淳一(ひろかみ・じゅんいち)
勉強するな。遊べ。楽しみなさい、人生を
下野竜也(しもの・たつや)
健康でいましょう
そのほか、参加した若手指揮者たち
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