日めくりオントモ語録/ルノー・カピュソン

読みもの
2018.06.21

私は意識的にレパートリーを広げ続けているのですが、やはりそのおかげで表現が豊かになっていることをあらためて実感します。

―― ルノー・カピュソン 「レコード芸術」2018年7月号より

ベートーヴェンやドビュッシーの名曲から現代の作曲家の新作初演まで膨大なレパートリーをもつカピュソン。演奏されることが比較的少ない曲の演奏にも積極的で、フィリップ・グラスのヴァイオリン協奏曲とバーンスタインの《セレナード》を録音したことに関する一言。

ルノー・カピュソン(ヴァイオリン) デニス・ラッセル・デイヴィス指揮 リンツ・ブルックナー管弦楽団 レナード・バーンスタイン作曲《プラトンの『饗宴』によるセレナード》 ~ 第5楽章「ソクラテス – アルキビアデス」

ルノー・カピュソン (Renaud CAPUCON 1976-)

1976年フランスのシャンベリ生まれ。14歳よりパリ国立高等音楽院に学び、在学中の5年間に数々の賞を受賞した。その後、ベルリンに移りトーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事。ベルリン芸術アカデミー賞を受賞した。1997年からクラウディオ・アバドの招きでグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサート・マスターを務め、夏季の3回のシーズン、ピエール・ブーレーズ、小澤征爾、ダニエル・バレンボイム、フランツ・ウェルザー=メスト、アバドといった指揮者らのもとでオーケストラを率いた。ソリストとして第一線で活躍しており、これまでにハイティンクおよびロバートソン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドホナーニ指揮ボストン交響楽団、エッシェンバッハおよびパーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団、チョン・ミョンフン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とスカラ・フィルハーモニー管弦楽団、ダニエレ・ガッティおよびワレリー・ゲルギエフ指揮フランス国立管弦楽団、ドゥダメル指揮シモン・ボリバル交響楽団とロサンゼルス・フィルハーモニックなどと共演している。近年では、フランソワ=グザビエ・ロト指揮ロンドン交響楽団、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団、マティアス・ピンチャー指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック、ロビン・ティチアーティ指揮カメラータ・ザルツブルクなどと共演。また、リサイタル・ツアーも精力的に行っているほか、カメラータ・ザルツブルク、ルツェルン祝祭弦楽合奏団、バーゼル室内管弦楽団といった室内楽グループでの弾き振りも好評である。

使用楽器は、アイザック・スターンが所有していた1737年製グァルネリ・デル・ジェス” Panette”。フランス政府より2011年6月にシュヴァリエ国家功労勲章、2016年3月にレジオン・ドヌール勲章を与えられている。

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