読みもの
2018.08.18

日めくりオントモ語録/エマニュエル・パユ

イラスト:駿高泰子

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透明感のある音楽で、切り詰められた俳句の世界に通じるものを感じます。

(武満徹:《ヴォイス》について)

―― エマニュエル・パユ「レコード芸術」2018年9月号より

無伴奏のフルート曲ばかりを集めたアルバム「SOLO」をリリースした、スイスのフルート奏者エマニュエル・パユ。フルート奏者が声や言葉を発しながら演奏する《ヴォイス》には、武満徹の前衛的な面だけでなく、言葉に対する強い興味が表れていると語りました。

エマニュエル・パユ (Emmanuel PAHUD 1970-)

人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスター。 1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。 89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに、同団111年の歴史の中で最年少記録で首席奏者として入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、ワーナー専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。

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