日めくりオントモ語録/ファジル・サイ
2018.05.24
日めくりオントモ語録/鈴木敬介
「日本初演などという作品では、オペラ本来の姿からはじめる必要があります」
――鈴木敬介「グランド・オペラ」vol.29より
劇場というのはお客さんあってのものだという鈴木氏。「自分の解釈を示すのも大切ですが、一方でお客さんと一緒に作っているという意識が常にある」と語る。ヨーロッパの歌劇場とは上演の歴史が違うため、日本初演の作品は丁寧に本来の姿を扱っていくそうだ。
鈴木敬介(Keisuke SUZUKI 1934-2011)
演出家。東京都出身。1963年に日生劇場に入社し、芸術監督を務めた。74年に「オルフェとエウリディーチェ」の演出で毎日芸術賞、83年にサントリー音楽賞を受賞。01年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
ランキング
- Daily
- Monthly
ランキング
- Daily
- Monthly
新着記事Latest
2025.04.11
ムソルグスキー《展覧会の絵》はどんな絵なのか? 各曲の題材となった絵の実態を解説...
2025.04.10
今週の音楽家の名言【ピアニスト・務川慧悟】
2025.04.09
【牛田智大 音の記憶を訪う】「自然なピアノ」を実現するための技術~基本に戻った2...
2025.04.08
角野隼斗アップライトピアノプロジェクト第Ⅱ期始動!自分のために弾くピアノを多くの...
2025.04.07
ピアニスト・ガジェヴがインドで3日間の「アシュラム」体験! ヨガやグルとの対話か...
2025.04.06
ピアノデュオ・坂本彩、リサの25の扉<後編>ケンカはする?デュオならではの楽しさ...
2025.04.05
ピアノデュオ・坂本彩、リサの25の扉<前編>性格は姉妹で正反対?デュオを組むきっ...
2025.04.04
俳優・中谷美紀が語るオペラの魅力「超人的な歌声の競演、人間の本質を描く」