亡国の歴史を歩んだポーランドの独立と第1回ショパン国際ピアノ・コンクールのころ
2018.10.04
日めくりオントモ語録/アンジェラ・ヒューイット
バッハを弾いているとどんどん自分が解放され、自由に羽ばたくことができ、心が豊かになる
―― アンジェラ・ヒューイット「レコード芸術」2018年4月号より
幼いころにオルガニストの父からはじめてバッハを教わったというヒューイット。バッハの時代には存在しなかった現代のピアノで、バッハの音楽をどう表現するか悩み、試行錯誤を重ねたそうです。年を重ねて、バッハが奏者に委ねた自由を発見し、自分の表現したいバッハを演奏できるようになったと語りました。
J.S.バッハ:ヴィオラダガンバとチェンバロのためのソナタ集(チェロとピアノ版)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ) アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
アンジェラ・ヒューイット(Angela HEWITT 1958-)
カナダ・オンタリオ州オタワ出身のピアニスト。英・ロンドン在住。英国人の教会オルガン奏者を父に持つ。3歳でピアノを始め、ヴァイオリンやリコーダー、バレエなども学ぶ。9歳の時にトロント王立音楽院で最初のリサイタルを行なう。トロント音楽院に学んだ後、オタワ大学でジャン=ポール・セヴィラに師事。78年にヴィオッティ国際音楽コンクール、85年にトロント国際バッハ・ピアノ・コンクールにて優勝。著名なオーケストラと共演して国際的な活動を展開し、録音も多い。2000年にカナダ政府、2006年に英政府より受勲。また、2005年より伊・マジョーネにてトラジメーノ音楽祭を開催し、芸術監督を担当。
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