読みもの
2018.04.05

日めくりオントモ語録/堀内敬三

イラスト:駿高泰子

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努力を傾け、愛と知とを傾けて、この雑誌をよいものにする決心である。

――堀内敬三 「レコード芸術」1952年創刊号より

昭和27年、「レコード芸術」創刊号の序文の中の言葉。まだまだレコードが高価で貴重だった時代に、少しでも多くの人が良い音楽に触れられるようにという情熱がこめられた一文です。

「レコード芸術」創刊号の表紙。表紙絵はチャイコフスキーの《悲愴》の新録音が発売したばかりのアルトゥーロ・トスカニーニ
堀内敬三(Keizo HORIUCHI 1897-1983)

日本の作曲家、作詞家、訳詞家、音楽評論家。大正5年大田黒元雄と音楽と文学社を結成、評論や訳詞に筆をふるう。6〜12年米国へ留学、機械工学を修める。帰国後、東京放送局(現・NHK)に入り、洋楽主任として洋楽放送の確立や用語統一などに尽力。昭和10年松竹蒲田撮影所音楽部長、日本大学教授。また音楽ジャーナリズムの必要性を感じて音楽之友社を設立。

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