読みもの
2018.03.02
矢野龍彦&遠藤記代子 共著『ヴァイオリン骨体操』動画版

筋肉ではなく骨から動かす身体の使い方で、みるみる音が変わる!『ヴァイオリン骨体操』動画

ヴァイオリン演奏における身体障害を予防・解消するだけでなく、日常生活においてもよりよい過ごし方が実現し、さらにヴァイオリンのテクニックまでレヴェル・アップするという夢のような本『ヴァイオリン骨体操』。桐朋学園の名物体育教授 矢野龍彦先生と、矢野先生の愛弟子でヴァイオリニストの遠藤記代子先生による共著で、「筋肉ではなく骨から動かす意識」の身体使いをヴァイオリン演奏に展開させた画期的な一冊です。

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昭和16年12月1日創立。東京都新宿区神楽坂で音楽の総合出版、並びに音楽ホール運営事業を行なっています。

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 「肩がこる」「首が痛い」などの障害は、ほとんどのヴァイオリン演奏家にとっての悩みですが、多くは身体の歪みからきています。身体が歪むのは、前後・左右・上下にバランスよく使えていないことが原因で、その歪んだ身体のままヴァイオリンを演奏することでさらに歪んだり痛めたりしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。悪循環をよい循環に方向転換するためには、身体の連動性を意識することが重要となります。そしてこの全身の連動が実現すれば、局部に力が入ることで一部の筋肉を酷使しそこを痛めてしまうという最悪の事態も避けられます。

 序章では桐朋学園での実績と体験談、第1章で身体の使い方からヴァイオリン演奏のための意識改革の提案、第2章の「12の骨体操」では身体のバランスを整えるため感覚を養い、第3章では「7つのムーヴメント」で全身連動のコツを学び、第4章で実際のお悩み別にテクニックのケース・スタディをしていきます。

 このページでは、実際の動きがどのようなものか、「7つのムーヴメント」について動画でご紹介しています。基本的な体操からヴァイオリンへの応用、そしてよくありがちな悪い例まで見せていますので、動きのスピード感なども含めて参考にされるとよいでしょう。全身の連動が視覚的に理解しやすくなり、また個体差のある身体のさまざまな動きの例も見ることができます。

(撮影協力:遠藤記代子先生&「ヴァイオリン骨体操」指導員の方々)

本の紹介ページはこちら

 

【遠藤記代子先生によるおはなし】

【1.ポカポカ駆け足】

【1.ポカポカ駆け足で実際に歩いてみる】

【1.ポカポカ駆け足 ヴァイオリン応用編】

【1.ポカポカ駆け足 悪い例】

【2.サッサトステップ】

【2.サッサトステップ ヴァイオリン応用編】

【3.フワフワ羽ばたき】

【3.フワフワ羽ばたき 悪い例】

【3.フワフワ羽ばたき ヴァイオリンへの応用編】

【4.スルスル屈伸】

【4.スルスル屈伸 悪い例】

【4.スルスル屈伸 ヴァイオリンへの応用】

【5.ウキウキジャンプ】

【5.ウキウキジャンプ 悪い例】

【5.ウキウキジャンプ ヴァイオリンへの応用】

【5.ウキウキジャンプ ヴァイオリン悪い例】

【6.卍返し】

【6.卍返し 悪い例】

【6.卍返し ヴァイオリン応用編】

【7.ブラブラ横振り】

【7.ブラブラ横振り 悪い例】

【7.ブラブラ横振り ヴァイオリン応用編】

【7つのムーヴメント座奏編】

 

ナンバ術協会から矢野龍彦先生指導による「12の骨体操」「7つのムーヴメント(お元気体操)」のDVDも発売されています。
お問い合わせ:ナンバ術協会

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