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2020.09.02
青石ひかりの12星座☆音楽占い

2020年9月の運勢 青石ひかりの12星座☆音楽占い

青石ひかりが占う12星座占い。2020年9月の運勢は? ラッキーミュージックを聴いて運勢アップ♪

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:虎谷到

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2020年9月1日~9月30日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

6月下旬から牡羊座に滞在している支配星・火星が逆行に転じ、方向転換やイメージチェンジを計画していた人にとっては、なかなかことがスピーディに運ばない悩ましい季節。焦らず、過去に積み上げてきたものを見直しながら「自分もこれまで頑張ってきたではないか」とみずからを励ましてあげて。どんな形であれ、この秋は「変化する」ことが課題となります。仕事面では、あなたより年長の人々が若手の意欲を削ぐようなキャンペーンを展開しているかも知れません。彼らとはあえて争わず、スルーを決め込んでOK。今年中に、「旧いものたち」は滅びていきます。財政面では、所有のハウスの天王星が逆行し、お金に関してはコンサバな価値観をもつことが大事。ハイリスクの投資やギャンブルは、いい結果を生みません。新たな収入源を得たいと思うのなら、「人を楽しませる」「笑わせたり感動させたりする」ことをビジネスにしてみては。

ラッキー・クラシックはムソルグスキー『はげ山の一夜』

牡牛座(4月21日~5月21日)

支配星・金星が牡牛座で逆行中の天王星と難しい配置に。ここしばらくの時間を振り返って「思う存分楽しめなかった」「充実したバカンスを過ごせなかった」という不満が募ってきそう。お気に入りのドラマやDVDを見たり、家の中を快適にしたりして「小さな幸せを」を見つけ出す努力を。あなたの「想い」をポジティヴな方向に向けることで、ここから先の未来を明るく作り出していくことが可能に。仕事面では、周囲の人々とうまくやっていけるとき。ニーズをいち早く察知して動き、グループ全体のリスクも回避することが出来る。人望が集まり、あなたの過去の仕事や、「学んできた経歴」も注目されそうです。仕事場をお気に入りの空間にすることで、仕事に対する暗い義務感も晴れやかにしていける。デスク回りをお気に入りのガジェットで飾ってみるなど、細かい工夫を。レターセットやペーパーグッズに凝ってみるのも◎。

ラッキー・クラシックは、ヨハン・シュトラウス二世『南国のばら』。

双子座(5月22日~6月21日)

支配星・水星が久々に仲間の風星座に入り、たくさんの人々と出会い、彼ら・彼女らの笑顔の理由を知るときです。シチュエーションはさまざまであっても、皆あなたのキャラクターや知性を愛し、熱狂的なファンでいてくれている人々です。ミーティングが繰り返されるたび、あなたの意見が相手の心に染み入り、感化し、これから力強い味方になっていくはず。余分なことはしなくてもいいし、気を使いすぎなくてもOK。この時期の「会議」は仲間とともに力強く前に動き出すための聖なるイベントなのです。9/10からはコミュニティのハウスの火星が長期的な逆行に入ります。これまで長期的に関わってきた古株メンバーとは、一時的にクールダウン期を求めることになりそう。無理にチームを再結成しようとすると、あなたが進みたい方向と逆にズレていく可能性も。

ラッキー・クラシックはシャルパンティエ「真夜中のミサ曲」。

蟹座(6月22日~7月23日)

金星が蟹座から抜け、天体はドライで保守的な配置に。蟹座にとっては、3月から闘い続けてきた対人関係の問題は、いよいよ佳境に。蟹座のネットワーク作りは、今まであなたの仕事にポジティヴな影響を与えていましたが、同時に「敵陣」のグループも大いに刺激してきたふしがあります。自分と同じ価値観でやってきた仲間のいくつかは、別の道を進んでいくことになるかも知れません。体制が変わっても、成功は手に入れることが出来ます。バランスをよくとって、無駄な争いを起こさないように進めていって。もっている才能・宝物を存分に使うことがカギに。キャリアのハウスの火星は9/10から長期的な逆向に入り、仕事のプロジェクトはいったんペンディングになりやすい。火星逆行が終わる11/13まで無敵の「代案」を考えておきましょう。

ラッキー・クラシックはチャイコフスキー「交響曲第1番《冬の日の幻想》」。

獅子座(7月24日~8月23日)

水星がコミュニケーションのハウスに入り、周囲の人々に人生を向上させるための知恵を授けることが出来る季節です。あなたがもっている専門知識や、これまでの経験で得てきた「極意」を、これから新たに同じチャレンジをする人に伝授するシーンが。相手からは大いに感謝され、名コーチ役として信頼されます。愛と豊かさの天体・金星は獅子座に入り、プライベートも楽しいことが多いときです。子どもの気持ちに帰れるようなパートナーシップを築いたり、家族との良好な関係を保ち続けたりできる。あなたを長年応援してくれていた家族には、何かプレゼントしてみては? 想いがある程度「ずっしり」伝わるものが良いでしょう。金運は、長年の不調が緩和され、だいぶ楽になってきそう。資産はすぐに減らさないよう、しっかり管理すること。

ラッキー・クラシックは、フォーレ『マスクとベルガマスク』。

乙女座(8月24日~9月22日)

太陽が乙女座に入り、主役シーズンの到来。仲間の地のサインの天体たちと吉配置を作り、あなたの社会的な活躍が大々的にアピールされていきます。しばらく控えめなポジションにいた乙女座も、ここで再びスポットライトを浴び、新しいクライアントからも注目されることになりそうです。言動は、ワンランク上の敬語の使い方を心がけて。メールでも、口頭でも「若者らしいルーズさゼロ」の言葉遣いが高いポイントを得て、収入にも差が付きます。あなたが放った言葉が、あなたの評価を作ると心得て。遺産のハウスの火星は9/10から長期的な逆向に入り、あなたに大きな資産や仕事上のポジションを「与えてくれる」という約束は、少しばかり先に延びるようです。「君にあげるよ」と言ってくれた人の機嫌をそこねないように。短気にならないことです。

ラッキー・クラシックはワーグナーの楽劇《ローエングリン》。

天秤座(9月23日~10月23日)

孤立奮闘ムードが一段落。もともとは他者と調和することが大の得意な天秤座ですが、対人関係のハウスにアグレッシヴな火星が長期滞在を始めた6月下旬から、何かと反抗的な気分が高まり、ポリシーの合わない論客全員を敵に回すような姿勢をとってきたふしがあります。トラブルメーカーの火星は9/10から逆行に入り、このあいだに周りのエゴイストたちの態度が軟化してきそうです。あなたの「偏差値の高い」交渉術で、相手を思いのままにできるのは、火星逆行が終わる11/13まで。さらに9月下旬からはあなたのサインである天秤座に太陽が入るため、自分の仕事に新しいパッションを感じることが出来る季節に。昔共同作業をしていたメンバーが、再びあなたをサポートしてくれるかもしれません。プライベートでも距離を縮めてみて。

ラッキー・クラシックはプッチーニ「3部作」の中の《ジャンニ・スキッキ》。

蠍座(10月24日~11月22日)

あなたが長期的に究めてきた課題に関しては、おおむね及第レベルまで達成することが出来てきました。ここからさらにストイック路線を行くのもいいですが、時代の流れに沿うのならば、キャッチーで、チャーミングな路線をあえて選んでみるのもいいでしょう。キーワードは「エンターテイナー」。名役者やトップスターの伝記や映画には、ふんだんなヒントが隠れています。一方、あなたに対して「教えてほしい」「極意を授けてほしい」と近づいてくる後輩たちは多数。相手はあなたほどの才能はないかも知れないけれど、指導してあげると大きな感謝を向けてくれます。こまごまとしたことなど、役に立ってくれるシーンもあるよう。ライフスタイル面では、食事に関してストイックな制限をかけている蠍座は多いようですが、ビーガンも仲間からアドバイスを得て、より多くの料理のアレンジを知っておいて。楽しみが増えます。

ラッキー・クラシックは、メシアン《アッシジの聖フランチェスコ》。

射手座(11月23日~12月21日)

金星が吉配置に移動し、だいぶ動きやすいムードになってきました。古いシステムで動いてきたことが射手座に引き継がれ、あなたの代で「全部新しくする」ようなことも起こりそう。特に、支配星・木星が逆行から順行に転じる9/13以降、もう役に立たなくなっている「ローカルな伝統」のようなものを、射手座が廃止していくことになりそうです。作品を作りだめてきた人は、発表のチャンスが。マニアックになりすぎないよう、ある程度の「ポップさ」も意識してプレゼンすると成功率が上がる。つねに真実を求めて生きている射手座ゆえ、今年に入ってから周囲の忖度ムードになじめなかったり、「なんでも本当のことを言う厄介者」にされてきたかもしれません。ここから少しずつ、周囲もあなたの言うことに耳を傾けてきます。理想のハウスの火星は9/10から長期的な逆行に入るため、孤立をキープしていると何かと不利益な事態が起こりやすく、仲間との連携は密に保っておきたい。

ラッキー・クラシックはモーツァルト「ホルン協奏曲第2番」。

山羊座(12月22日~1月19日)

ギブ&テイクのバランスが取れてくる月です。一人で頑張り過ぎてきた人、家族や他人のために自己犠牲を払いすぎてきた人は、問題の蓋を開けて、きちんと整理するタイミングにさしかかっています。そこで、見ようとしていなかった「本当の自分」「真の欲求」と向き合う人も出てきそう。プライベートのハウスに滞在している火星は9/10から約2か月間長期逆向し、山羊座の内面の不均衡や、建前主義なところを「見直してほしい」と訴えかけてきます。一番叶えたいことは何だったのか、を改めて自分に問う場面も。金星は遺産と官能のハウスに入り、本能的なさまざまな欲求に関して「他人に譲るわけにはいかない」という衝動が湧いてくる。毒を出したり、建設的に処理したりする必要性も出てくるかも知れません。健康面でも、デトックスが必要なときです。人間関係においては、パワフルな人物と「手を取り合う」タイミング。ここでも自分だけが苦労しないように。安全を求め、ポジティヴな方向に進めて。

ラッキー・クラシックはプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第2番」。

水瓶座(1月20日~2月18日)

周囲から「ちょっと浮いている」感覚が強くなってくるタイミングかも知れません。木星より遠い天体がすべて逆行している上に、9/10からはコミュニケーションのハウスの火星も逆行。「新しくて素晴らしい場所に生きたい」と思っているのに、光のある場所になかなか辿り着けないもどかしさも感じるとき。水瓶座の支配星・天王星も逆行天体のひとつであるため、必死に努力したり自分を高めたりしようとしているのに、成長とは逆の方向に進んでいる感覚に苛まれる人もいるでしょう。長期的な流れを読み、自分の感覚は誰よりも先を行っているのだと信じて。まずは、あなた自身が自分を過小評価したり、可能性を否定したりするのをやめることです。もしかしたら、あなただけが宝を掘り出せる「宝石の丘」に一人で立っているのかも知れません。今年いっぱいは不安も受け入れる覚悟でそこに立ち続けるべし。

ラッキー・クラシックはメシアン「鳥のカタログ」。

魚座(2月19日~3月20日)

魚座の支配星・海王星が進行中の太陽と向き合い、ある種の「宗教的」な感興に包まれる月。デトックスと懺悔のタイミングです。自分の本質と向き合わず、うわべだけで世をわたってきた人、仮の姿で他人と関わり合いをもってきた人は、ここから「正直なところ」を社会や他人に見せていかなければならないかも知れません。あなたが必死に求めてきた幸福は、実際は「本物の顔」をしていたでしょうか。イメージ通りではない、と気づいた段階で引き返すべきだったと後悔する人も。まだやり直しはききます。創造のハウスに滞在していた金星は義務とルーティンのハウスに移動し、趣味やレジャーより「今すぐに解決しなければならないこと」に取り組むべき。他人に負担をかけ続けているようなことがあったら、すぐにストップを。拒絶されている、とあなたが感じているのなら、その感覚は本当なのです。色々な局面で、シビアな現実と向き合うことが多くなりそうですが、すべてはこの先に大きな幸福を手に入れるためです。仲間の応援を糧にして。

ラッキー・クラシックはバッハ「フランス組曲」。

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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