11月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

「急ぎすぎない」「一度立ち止まる」がテーマ。完成間近だったことも、「今このときの状況」を踏まえたときに、多くの変更点が出てくるかもしれません。11月8日は、あなたの財政と基盤のハウスで満月。お金の稼ぎ方・使い方について、過去の在り方を「総とっかえ」していくタイミング。そこまで極端でなくても、牡羊座の中でお金に関する古いこだわりが和らいでいくときです。コミュニケーション面では「それはおかしい！」と声を荒げたくなるシーンがありそう。衝動的にぶつかるのではなく、理性的な話し合いに持っていきたいもの。子どもっぽい出方をしてしまったら損をするかもしれません。11月24日は旅と理想のハウスで新月となり、こちらは太陽も吉画入りして晴れ晴れとした雰囲気。せかせかしか動きをとめて、おおらかなアクションで周囲を制するときです。不安から行動せず、「絶対いい結果になる！」と思いこむことが、理想的な中流れを運んできます。また、他人がチャンスを運んできてくれるときなので、感謝を伝えることを忘れずに。遅いリアクションもタブー。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム：　アンドラーシュ・シフ『シューベルト：ソナタ・即興曲集』

今の状況がどんどん変わっていくときです。まだあなたの中には確固とした自信はなく「逆風が吹いている」という感覚があるかもしれません。でも、深層心理の中では「新しい場所で輝くために、動かなければ」と思っているはずです。お金に関する不安も、少しずつ和らいでいくとき。11月8日はあなたの星座で満月となり、過去1年に経験したことが実りとなり、「満了」となるタイミング。収穫物は、あなたに自然と身に着いた「風格」であったり「自信」であったりするのかもしれません。結果や報酬を急ぎすぎず、ひとつひとつをていねいにこなしていくつもりで。11月24日の新月は秘密と遺産のハウスで起こり、あなたの「本能」に関わるテーマで、痛みをともなう「気づき」があるかも。意識化することで、現実が改善されていきます。素直に向き合ってみて。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム： 　アンネ=ゾフィー・ムターが弾く『ブラームス　ヴァイオリン・ソナタ全集』

絶対安全、と思い込んでいたことがそうでないと分かったり、自分の才能やキャラクターをそのまま出していくと波紋が広がってしまったり、少しばかり悩ましいとき。なぜかこの時期は「頭と体がちぐはぐ」な事態にも陥りやすく、とにかく深呼吸することと、まめに自分を癒すことが大事です。突発的な行動はあとから後悔することが多くなるので、暴走スイッチが入りそうになったら、自制する習慣をつけて。11月8日の満月は無意識のハウスで起こり、古い習慣や思考パターンが「もう無理」と言い出すタイミング。日々進化しているあなたですが、根底にある古いなにかが、まだリセットさせていないのかもしれません。自分より若い世代の機嫌を取る必要はありませんが、彼らの「ルール」から学ぶことはあるのかもしれません。11月24日は対人関係とパートナーシップのハウスで新月。新しい協調関係がスタートし、私生活面でも「他人から活気をもらう」ことが多くなりそう。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム：　モーリス・アンドレが吹く『ハイドン、L.モーツァルト：トランペット協奏曲集』

ここから来年の3月にかけて、仕事や人間関係で大きな転換期を迎えることになるかもしれません。蟹座の対人関係のハウスに2008年から滞在していた冥王星がラストスパートに入り、「周囲のニーズに合わせて自分の行動を決める」「仲良しで固めて自分の楽園を作る」というパターンが、少しずつ億劫に思えてきそう。名誉や社会での「実現」を最優先してきた人は、そのうら裏側にある自分の本心と向き合うことに。ここ数年は、プライベートも「見られる」ことを意識しすぎてきたかもしれません。あなたにとって大切な「趣味の世界」を掘り下げていくにはよいとき。吉配置にリターンしてきた木星の影響で、ちょっとオタク的な傾向が高まっていくかも。11月8日の満月はコミュニティのハウスで起こり、長く関わっていたグループの解散が起こりやすい。11月24日の新月は労働とルーティンのハウスで。日々のタイムテーブルを見直し、もう不要になった習慣をカットしていくときです。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム：　サンソン・フランソワが弾く『ショパン：24の前奏曲、即興曲』

前半はプライベート重視で過ごすとよいとき。無理に動こうとしてもエンジンがかかりづらく、朝起きるのも億劫な気分になってしまうかも。太陽が空に出ている時間が短くなると、獅子座の生命力も低迷しがち。夜は早めに寝て、朝型のライフスタイルにシフトしていくとよいでしょう。11月8日の満月は獅子座にとってのキャリアと重責のハウスで起こり、いくつかの仕事を断捨離することになるかもしれません。外的な要因から、仕事の内容が変わったり、もう情熱を持てなくなった仕事を手放すことになったりするのかも。あなたはもう、「面白い」ことにしか関わりたくないのかもしれません。11月24日の新月は超フレッシュ。ここから新たに「本能が欲する」活動をスタートさせていく獅子座も多くなりそう。あなたの創造力が息を吹き返し、夢を現実化していくパワーも大きくなります。他人への気遣いも自然と生まれ、さらに愛される人に。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム：　サイモン・ラトルとベルリン・フィルの『マーラー：交響曲第5番』

おもに対人関係の面で「じっくりと吟味する」、「この絆はこのままでいいのかを再考する」期間です。あなたの中で、「自分の生き方が新しくなるのを妨害している」と感じられる相手がいたら、その人物とはフェイドアウトしていく場合も。11月8日は理想のハウスで満月となり、綺麗ごとにこだわってきた人は、現実のシビアさもふまえて計画を立て直していくタイミング。自分の実力には自信をもって、謙虚になりすぎないように。あなたには未来を切り開いていく大きな力があります。ビジネスチャンスを見逃さず、自分を高く売って。また、世の中がどう変化しているか、クールな目で観察してみることもプラスになります。11月24日の新月は安息のハウスで起こり、もっと「楽に生きる」選択をスタートさせていく日に。自分を追い詰めない・いじめすぎないライフスタイルを選んで。あなたをラクにしてくれる、楽観的な人との交流も大吉。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム：　シフラが弾く『リスト：超絶技巧練習曲集』

信念を曲げる必要はなし。でも行動パターンは変えて正解、のとき。さらに軽やかに、他人を支配したりジャッジしたりせずに「ニュートラルに」生きることで、再浮上していける時期です。停滞している天体が多いため、テンポの速い天秤座にとってはイライラすることも多いけれど、自分の「あり方」を微調整すると、意外と物事が速く展開していきそう。11月8日は秘密と本能のハウスで満月。天秤座の中の「深くて重いこだわり」が、別の形に変化していくとき。「この問題で我を通そうとすると、必ず衝突する」といったことがあれば、そのパターンがなくなっていくかも知れません。11月24日の新月はコミュニケーションのハウスで起こり、ここから太陽も吉配置に転じて楽しいこと・賑やかなことが始まっていきそう。パワフルな友だちとつながって、新しいコミュニティとの関わりをもつことになるかもしれません。社交を娯楽にすることのできる天秤座の才能を発揮して。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム：　ヤクブ・オルリンスキが歌う『ファーチェ・ダモーレ~バロック・オペラ・アリア集』

月初めから中旬くらいまでは、かなりハードな雰囲気。あなたなりに頑張っていても、周囲からはさらに上を求められ、息切れをしてしまいそう。無理な要求に対しては「今はできない」、「手伝ってほしい」とはっきり伝えることも必要。相手の言い分をすべて飲み込む必要はないし、あなたのやりたいことを最優先する権利があります。11月8日はあなたにとっての対人関係とパートナーシップのハウスで満月となり、仕事でもプライベートでも、メンバーチェンジが起こりやすいとき。相手は同じでも、お互いの役割が変わっていくのかもしれません。人間関係では、より「信頼」ということが重要になっていくのかも。11月15日以降、気楽なムードに。張りつめた心がよい感じに緩んでいきそう。無理に白黒つけずに、自分の自然な感覚を大切にしてみて。11月24日の新月は基盤のハウスで起こり、これまでよりストレスの少ない稼ぎ方ができるように。仕事面で、新しい現場にプロモーションに行く意欲も出てきます。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム：　庄司紗矢香『ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ全集』

夏頃から人に振り回されたり、心配をかけさせられたりすることが多かった射手座ですが、久々に自分のやりたいことにフォーカスしていける季節がやってきました。社交面でも、あなたが主導権を握り、楽しい企画を作っていけるとき。11月17日からは「楽しみ」の星・金星が射手座に入り、何かと心が弾む日常がやってくるでしょう。特別なことがなくても、内側から楽観的な気持ちが湧きあがり、落ち込んでいる暇などなくなってくるときです。対人関係で「救ってあげなくてはならない人」がいたとしても、今はあまり深入りしなくてOK。11月24日は射手座で新月。支配星・木星もこの日に逆行から順行に転じ、さらに勢いが増していきそう。射手座の開拓精神とポジティヴィティが人気を集め、ダイナミックな行動へと出ていけるときです。独りよがりになりすぎないことを注意すれば、あとはおおむねうまくいきます。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム：　ロリン・マゼール指揮『ベルリオーズ：幻想交響曲』

多忙だけど遣り甲斐のあるとき。あなたが手塩にかけて育ててきたものが、見事な成長を遂げるときです。それは自分の仕事であったり、教育してきた生徒や後輩であったり……ありのままのあなたが大きく評価され、尊敬を集めるときでもあります。11月8日の満月は創造と遊びのハウスで起こり、趣味の楽しみをとことん味わえるとき。仕事と趣味がつながりやすいときでもあり、「解放」「自由」をテーマになにか企画を立ててみたい。また、対人関係も円満になる日です。11月24日の新月は無意識のハウスで起こり、山羊座の精神が本格的に若返っていくとき。「思うように青春を楽しめなかった」という無念さを抱えている人は、今からでも遅くありません。習い事、新しい友人関係、「楽しさ」にフォーカスしたライフスタイルなど、臆せず試してみることです。ずっとこだわり続けてきたことは捨てなくてもOKですが、負担や苦痛をともなうものは、合理的にチェンジしてもよいのです。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム：  辻井伸行『ラ・カンパネラ~ヴィルトゥオーゾ・リスト!』

支配星・天王星と、あなたの星座を進行中の土星がシビアな配置となり、そこに太陽も厳しい角度で関与してくるため、月の前半は少し悩み深い雰囲気。でも、あなたの中では「ここまでの時間で、かなり自分は鍛えられた」という実感があるのではないでしょうか。11月8日の満月は安息と家庭のハウスで起こり、古いライフスタイルから「健全で合理的な」ライフスタイルにシフトしていくとき。人生そのものを充実させることで、この先のあなたの戦闘性（！）が鍛えられていきます。落ち込みモードからは本格的に抜けていけそう。11月24日は基盤のハウスの木星が順行に転じ、経済面で朗報が。この日はコミュニティのハウスで新月となり、あなたが最近入り始めた組織やグループでの活動が本格化していくとき。水瓶座がどういう活動をしていくべきか、役割もはっきりしてきます。年末にかけて「腕の見せ所」を発揮していくシーンも増えるでしょう。困難に見えた人間関係が、スピーディに改善されていくタイミングでもあります。もっとあなたには主導権があることを自覚し自信を持ちましょう。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム：ピアニスト高橋悠治が弾く「エリック・サティ：ピアノ作品集」

10月末にあなたのところに戻ってきた幸運星・木星の影響が大きいときです。木星がふたたび魚座にとどまるのは2022年12月20日まで。この期間は極端に楽観的になりやすく、あなたのもとには「すべてを溶かし、曖昧にする」海王星もいるので、道を踏み外さないようにする注意も必要です。楽しい時期であることには変わりないのでリミットを設け、飲食や買い物などはほどほどに。あなたの星座にいる木星は11月24日に逆行から順行に転じるので、このあたりから外と戦う力が湧いてくるかもしれません。同じ日にキャリアと重責のハウスで新月となり、魚座にとって新たな目標と野心が生まれるとき。ハイレベルな人物やコミュニティと関わっていくチャンスも生まれるでしょう。射手座の指導者や先輩からは、多くのものを与えてもらえるとき。あなたの向上心も引き出してくれる人たちです。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム：　シルヴァン・カンブルランが振るクラングフォルム・ウィーンの『ハース：24の楽器のための《無駄に In Vain》』