12月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い
青石ひかりが占う12星座占い。2021年12月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2021年12月1日~12月31日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
12月4日の新月は、旅と理想のハウスで起こり、皆既日食をともなうため(南極付近でのみ観測される)、このハウスのテーマで「ゼロからの仕切り直し」が起こりそう。今の場所で粘り続けていくのなら、思い切ったあなたの独断でメンバーチェンジを行なうとか、「こういう条件なら貢献できない」と意志表明するとか、なにか大胆なアプローチをとる必要が出てきそうです。12月13日頃までは、心を割った議論をしたいと思っても、それぞれが自分の利益しか主張しないため、なかなか思うような進展が見られないかも。本音をぶつけあったつもりで、相手にただ心の内側をさらけ出す結果に終わることもあるので、言葉での応酬はほどほどに。12月14日に水星が、12月21日に太陽が山羊座に入ると、プライベートと安息のハウスに4天体が入ることになり、「家の中で平和を保つ」ことが大きなテーマに。12月29日は大きな節目。一年に一度ひとつの星座を移動する木星が、コミュニティのハウスから無意識のハウスにシフトします。あなたにとって「潜在能力の開発」が大きな課題になっていきます。
今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム: ラドゥ・ルプー『シューベルト: 即興曲集』
牡牛座(4月21日~5月21日)
お金、所有、働き方といったテーマに揺さぶられ続けた2021年。12月4日の皆既日食をともなう新月(日本では皆既日食は観測されず)は、牡牛座にとって遺産と秘密のハウスで起こり、長期間にわたって持ち続けてきた「豊かさ」についての概念が変わりやすいタイミングに。あなたは、自分でも気づいているように途轍もない変化のさなかにありますが、「豊かさ」に関する悲観が、次の段階へジャンプするための足枷になっている可能性が。リスクがあっても「純粋さ」や「究極の美や善」を追い求めてきた牡牛座にとっては、12月後半から大きな発展が見込めます。支配星・金星は理想のハウスで冥王星と接近し、牡牛座に「マニアックな方法で勝ちをとる」という戦略をすすめてきます。広く浅く、ではなくその逆で攻めてみて。12月29日には、今年最後の転換点がやってきます。この日、木星が重責のハウスからコミュニティのハウスに移り、ここから約半月間、あなたにとっては「仲間と協調すること」が成功の7割を占めます。一人でも多くの味方をつけて。
今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム: ハンス・スワロフスキー指揮、南ドイツフィル『ブラームス: 交響曲第4番』
双子座(5月22日~6月21日)
双子座の支配星・水星は、対抗星座である射手座に。ここでは水星の長所がほとんど発揮されないうえ、水星は太陽と接近しているため、双子座のやり方がワンパターンに見えたり、計算が行き過ぎて、ニュアンスから本質を汲み取れなかったりということが起こりそう。自分の「頭の良さ」を過信せず、つねに他人の心の温かさに敬意を抱くことです。12月4日の皆既日食をともなう新月は、対人関係のコミュニケーションのハウスで起こり、人間関係の断捨離を行ないたくなるとき。極端なジャッジをしないように。今のあなたに必要なのは、ある程度の「情」です。そこに溺れてもうまくいかないのですが、完全に切り捨てると孤独になり、豊かさが削り取られます。周囲の足並みがスローなのは、進歩的な双子座にとって苛立つ要因ですが、実はまわりはあなたにひたすら「良くなって欲しい」と思っているのです。「こうしていられるのも、みんなのおかげなんだ」と思うようにして。12月29日には木星が移動し、双子座にとってキャリアと重責のハウスにin。2022年はさらに多忙で「学び」の多い年になっていきます。
今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム: グレン・グールド『バッハ: インヴェンションとシンフォニア』
蟹座(6月22日~7月23日)
2021年は、蟹座が「他者」に目覚める年でした。違和感のある相手とは出来る限り近づきたくない、安心できる仲間内でのみ限定された社交をキープしたい、と思っていたあなたが、限界を超えるために自分の殻を打ち破ってきたのがこの1年でした。ビジネスにしても、プライベートにしても、自分の本当の安息のフィルターを作るためには、他者のパワーが必要である、という認識に達したため、蟹座は積極的に働きかけ、結びつき、自分の勢力を拡大してきました。あなたにとっては異例のプロモーションを展開してきたこともあったでしょう。12月は、対人関係のハウスで金星と冥王星が接近、後半から水星と太陽も加わるため、蟹座にとっては「結びついてこそ」の精神がピークに達します。気をつけたいのは、蟹座は自己防衛に関しては達人だけど、フェアトレードの精神に少しばかり欠けるところがあるのです。一人だけ利益を抱え込むと、悪意も集めるので警戒を。12月29日には木星が理想のハウスにシフト。ここから2022年にかけて、また面白いプロジェクトが生まれそうです。
今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム: フランス・ブリュッヘン「モーツァルト: 管楽器のための協奏曲集」
獅子座(7月24日~8月23日)
今年最後の新月は12月4日に、獅子座にとっての自己表現とクリエイティビティのハウスで起こり、南極近辺ではここで皆既日食が観測されます。獅子座にとってインパクトのある新月で「自分自身の決断や行動に、自分が驚く」ような場面があるかもしれません。とにかく、今のあなたは希望に溢れていて、世のため人のためになりたいという意志が強いのです。そうした前向きな気持ちを、ここしばらく失くしてきたからこそ、今の「蘇り」が誇らしいのかも。「この人は自分より偉いから、言うことを聞いておこう」的な忖度もなくなりそう。金星と冥王星は、長期的に日常とルーティンワークのハウスで接近し、獅子座は「自分の持ち分をマニアックなまでに磨き込む」というオタク的な戦略に出ます。今どう動いたら、周囲が驚くかをよく知っているあなたです。理想ばかりに走るのではなく、この時期のあなたは、地に足の着いた雰囲気も醸し出しています。12月29日には過去1年間、対人関係のハウスに滞在した幸運星・木星が、神秘と再生のハウスに移動。あなたの中で「目に見えないものを信じる力」が高まってきます。自然と価値観の変化もあるでしょう。
今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:ハイフェッツ『バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』
乙女座(8月24日~9月22日)
少しばかり混戦模様だったここしばらくの運勢が整理され、とてもシンプルな雰囲気の12月。乙女座にとっての安息のハウスに太陽と水星が入るこの季節は、「おうち時間」がなにかと楽しいはず。12月4日は、このプライベートのハウスで皆既日食をともなう新月となるため、あなたの中にも、さまざまな決意が芽生えるかもしれません。今のあなたは、とても「潔い」のです。秋以降、なにかひとつの突破口を見つけた人も多かったはず。あなたは新たな自信を得て、自分の力で「安息の空間」を保つパワーを得ています。12月14日には支配星・水星が仲間の地のサインに入り、先にチェックインした金星・冥王星とともにクリエイティヴと自己表現のハウスに入るため、なにかを発信したいという気持ちが刺激されます。キーワードは「童心」。あなたは既に無限の「遊び」を許してもらえるパーフェクト空間を見つけているかもしれません。12月29日には木星が移動。ここから2022年5月上旬まで対人関係とパートナーのハウスに入るため、「相棒との絆」というテーマがメインとなっていきます。
今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム: フィリップ・ジャルスキ(カウンターテノール)『ヘンデル・アルバム』
天秤座(9月23日~10月23日)
支配星・金星が安息のハウスで冥王星と接近。普通1か月弱でひとつの星座を通過する金星は、11月上旬から安息のハウスに滞在し、2022年3月上旬までここにいます。その期間、天秤座は徹底的に自分の内面の深部と向き合い、自己分析と反省を繰り返していくことになります。ちょっとハードに感じられるかもしれませんが、2020年頃から天秤座は、これまでと同じようなスムーズなやり方では世の中を渡り切れない、という感触を感じてきたかもしれません。革命の星・天王星があなたにとって、悩ましい配置(秘密とエロスとDNAのハウス)にあるために「なにが敵なのか、なにが間違っているのか」、自分でもよくわからない事態になっていたかも。12月後半からは水星と太陽も金星・冥王星と並んでプライベートのハウスに入り、あなたは本格的に内向する作業を進めていかなければならない段階に。味方だった水瓶座の木星は、12月29日に魚座に移動。天秤座のバランス感覚はしばらく機能不全になるため、もっと直観と本能を使うようにしてみると〇。なにかひとつ「諦めてみる」と、途端にいろいろなことがスムーズに流れだします。
今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:パーヴォ・ヤルヴィ指揮『フランツ・シュミット: 交響曲集』
蠍座(10月24日~11月22日)
天体は蠍座の「粘り強さ」と「クラシカルな忍耐力」を応援する配置に。支配星・冥王星はコミュニケーションのハウスで金星と接近し、長年の努力や、ある種の「執着」が美しい形で報われるときです。あきらめずに続けてきたことが、一気に花開いて「気づけば大スターに」という展開に。12月4日の今年最後の皆既日食をともなう新月は、蠍座にとっての基盤と財政のハウスで起こり、活躍の場や収入ルートが変化していくような出来事があるかも。足し算が掛け算になるような、「働き方」のチェンジもあるかもしれません。ここからは、慎重なだけでなく「一気にパワーを爆発させていくような」アプローチも可能に。蠍座自身が十分にコントロールされ、一種の名人芸を見せていくときです。12月21日以降は、プライベートに関するラッキーニュースも増えていきそう。過去1年間、安息のハウスに滞在していた木星は、12月29日にクリエイティブのハウスに移動。2022年5月上旬まで同じハウスに滞在します。蠍座が若返り、青春時代のようなみずみずしさで活動していくシーズンがスタート。
今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:ショルティ指揮『ヴェルディ: 運命の力』
射手座(11月23日~12月21日)
今年最後の新月は12月4日に射手座で起こります。南極近辺では皆既日食が観察される特異な日食で、「刷新」「ゼロからのスタート」という象意が強調されますが、射手座にとって自己のハウスで起こるため、かなりインパクトが大きい日になりそうです。延々とトンネルの中を潜っているような気持ちだった人は、突然ひとすじの光がさして、効率的な動き方が見つかりそう。今やっていることを100%変えるのではなく、力の入れどころが変わっていくのでしょう。やりたいことは、続けてください。収入の面でも、いい流れがきています。基盤のハウスで金星と冥王星が長期間同居するため、お金には困らないとき。衝動的に使ったり、ギャンブラーになったりせず、今後のための財源として固めておくことです。12月14日には火星が射手座入り。パワーが全開になり、あなたの理想主義的な面が、世の中から肯定的な評価を得ます。何らかの形で「教育者としての才能」が発揮されるときでもあります。12月29日にはあなたの支配星・木星が移動。安息とプライベートのハウスに入ります。あなたのいる場所がパワースポットになるため、自宅スタジオやオフィスを構えるタイミングになるかも知れません。
今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:アレクサンドル・カントロフ『ブラームス、バルトーク、リスト:ピアノ作品集』
山羊座(12月22日~1月19日)
2020年はあなたにとってしんどい年でしたが、2021年もラストの月になって、再びあなたにとって「刺さる」感じになっているかもしれません。12月4日の今年最後の新月は、無意識と見えない敵のハウスで起こり、長年の不調や苛立ちの正体が「姿を現す」タイミングになるかも。「これが自分の苛立ちの原因だったんだ」と把握したあと、すぐに前向きになることは難しいかもしれません。あなたの星座には金星・冥王星のコンビがいて、愛情や楽しみといったテーマに関しても「とことんやる」と出ています。12月14日からは水星も山羊座に入り、あなたの「伝統や常識を大切にする生き方」が影響力を持ち始めます。いくつかの相反する価値観・感情に引っ張られながら、あなたはどんどん精神のスケールを大きくしていくでしょう。対人面では、いつも以上に「他人を許せる」人になります。12月22日には太陽が山羊座に入り、同時に冬至を迎えますが、この日の天体の配置は「誰にとっても安息の場は守られるべきもの」と伝えています。山羊座も、自分の家族と日々の暮らしを大切にして、これを守り抜くこと。12月29日には木星が知性と友情のハウスに入り、躍動的なムードが訪れます。
今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム: ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)モントリオール・メトロポリタン管弦楽団『シベリウス:交響曲第1番』
水瓶座(1月20日~2月18日)
2020年12月20日に水瓶座で起こった木星・土星の大会合=グレート・コンジャンクションから1年。偉大な2つの天体を迎えて、風の時代の主役となった水瓶座でしたが、ジェットコースターに乗り込んだような日々だったのではないでしょうか。吉星・木星が水瓶座にとどまるのは2021年12月29日まで。今月はラッキー期のラストスパートであり、新たな充実期のはじまりです。12月4日には今年最後の新月がコミュニティのハウスで起こり、あなたの「仕事仲間」がメンバーチェンジするという暗示が。今やっていることを投げ出したり、環境から逃げ出したりするということではなく、もっと意識の高いメンバーがあなたのところに集まってくるようになります。木星は年末近くに基盤のハウスにシフトしますが、土星は2023年まで水瓶座にいて、あなたの成長を根強く応援してくれます。今月は、いろいろあった1年がハッピーエンディングを迎える月。同時に、さまざまな浄化も行なわれていきます。封印した古い悲しみに気づく瞬間もあり、そこから新しく生まれ変わる水瓶座も。
今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:アンドラーシュ・シフ『シューベルト: ソナタ、即興曲、楽興の時』
魚座(2月19日~3月20日)
天頂に天体が次々と集まり、仕事面ではとても忙しくなりそうな月です。12月4日は、今年最後の新月がキャリアと重責のハウスで起こり、仕事人間を続けていた魚座に、新しい視点をもたらしてきます。外から見られる自分、ということが以前より気にならなくなるのかもしれません。内側の世界を充実させ、自分だけの世界に夢中になることが、いずれ人々を感化し、尊敬を集めることになるのでしょう。いわゆる「マーケティング的」なやり方では、この先はうまくいかないかも。今月知り合う「新世代のメンバー」からは、いろいろなことを教わるでしょう。「頑張るより、頑張らないがうまくいく」ということの意味も、実際に経験して理解するかもしれません。あなたの「自然体で、重力にさからわずに幸運を招き入れる」能力を見いだしましょう。12月29日には、12年ぶりにあなたの副支配星・木星がやってきます。この幸運の大惑星は、2022年5月11日まであなたのところにいて、すでに魚座で待機している海王星と手を結びます。魚座が昔からよく知っている「見えない世界」を、他の皆も知りたいと思うようになる年。魚座はかなりの人気者になるでしょう。
今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:ダヴィッド・フレイ『バッハ: ゴルトベルク変奏曲』
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