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2020.03.31
気まぐれ音楽カレンダー♪

179年前の今日、ゲヴァントハウスでシューマンの交響曲第1番《春》初演!

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Eduard Kaiser, Robert und Clara Schumann(1847年)

1841年3月31日、ライプツィヒのゲヴァントハウスで、シューマンの交響曲第1番《春》が初演されました。メンデルスゾーンの指揮によって演奏され、好評を博したそうです。

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1840年にクララと結婚し、シューマンはこの作品を書いたころ、きっと幸せいっぱいだったことでしょう。

ピアノ曲から歌曲、室内楽曲、管弦楽曲へと作曲の幅を広げ、創作活動が充実した時期でもありました。

交響曲第1番《春》のスケッチは、わずか4日間で完成。オーケストレーションまで合わせても2か月で仕上げています。

なお、この曲は「春の交響曲」という名もあるが、これはベットガーの春の詩によって、刺激を受けて書いたものと言われているためであって、はじめは自筆スコアの各楽章のそれぞれにも「春のはじめ」、「たそがれ」、「楽しい遊び」、「春たけなわ」という標題が付けられていたのである。

『作曲家別名曲解説ライブラリー シューマン』(音楽之友社)19ページより

 

アドルフ・ベットガーはドイツの詩人、脚本家、翻訳家で、バイロン卿の作品をドイツ語訳した功績も知られています。

それぞれにつけられた標題をヒントに、シューマンが感じた春を聴いてみましょう!

シューマン夫妻について、詳しくはこちらの記事もどうぞ。

『作曲家別名曲解説ライブラリー シューマン』(音楽之友社)
作品別に、基本的な情報から創作背景までまとめられている。さらに、豊富な譜例による楽曲解説で、理解を深めることができる。

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